今回は世界中ですでに大ヒットしているクリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET」の簡単な内容と観た感想、セリフから会話で使える英語フレーズをシェアします。

 

映画ファンを自負する人の多くが彼の作品を高く評価していますが、正直個人的には彼の作品は内容が複雑すぎてあまり楽しめず(面白くないとはいってない。「メメント」は結構好き)、個人的にはそこまで彼の大ファンではないですが、いやむしろ大ファンではないからこそ、第三者目線からより公平に感じたことをシェアできるのでないかと思います。

 

ネタバレはほとんどないのでまだ観てない方も安心してください。

 

では、紹介していきます!

 

映画「TENET」ってどんな映画?

 

2020年9月公開の作品で、劇場で絶賛公開中の映画で、冒頭でも触れたようにクリストファー・ノーラン監督の最新作品となります。映画好きであれば、彼の作品をチェックしている人が多いと思いますが、念のため彼の代表作を挙げておくと「メメント」「インターステラー」「インセプション」「ダークナイトシリーズ」などがあります。彼の作品は「メメント」で成功を収めてから大ヒットを連発しています。

 

そんな彼が満を持して完成させたのが「テネット」。今までの作品同様に難解なスト-リーであることは間違いないのですが、超簡単にいうと主人公がスパイとして未来からやってくる敵から世界を救うというものになっています。

 

ちなみに主演は今俳優として評価が高まってきているジョン・デイヴィット・ワシントン。白人至上主義(KKK)を取り扱った「ブラック・クランズマン」で主演を演じ、本作が主演2作目となります。父親がデンゼル・ワシントンで話題を集めていましたが、すでに彼自身の俳優としての実力が評価されています。

 

時間が逆行する?エントロピーとは何ぞや

 

本作の中での重要なテーマが”時間の逆行”なのですが、皆さんはどういうものかご存じでしょうか?僕たち人間は時間の動きというものは過去から未来の一方通行だと当たり前のように考えていますが、実はある条件が整えば過去から未来に時間が動くかもしれません。それがいわゆる”時間の逆行”です。

 

本作ではその仮定が未来には起きるという前提で描かれています。

 

そのある条件を説明するのにエントロピーという物理理論の理解が必要となります。僕自身物理の専門家ではないので、詳しくは説明はできないのですが、色々調べた上で簡単にまとめると、物事がシンプルであればあるほど、時間の逆行が起きやすく、物事の煩雑性が増すごとに時間の逆行は起きにくくなるようです。

 

以下の動画が非常にわかりやすいので、気になる方はチェックしてみてください。

 

 

 

SF映画の中でも、「バックトゥーザーフューチャー」以降、タイムトラベルは比較的よくあるストーリーだと思いますが、そのほとんどが過去や未来には行けても時間の向きはそのまま(順行)でストーリーが進んでいくと思います。しかし、この映画では時間が逆行する場面がいくつもあり、その未知の感覚には圧倒されます。

 

発想自体も素晴らしいし、またそれを映像として再現できることに驚きを受けました。

 

「TENET」を観た感想は?

 

物理の話が出てきて、この映画に興味を持った人や逆に興味を失ってしまった人など色んな方がいると思いますが、これらのことがわかっていなくても十分楽しめる作品となっていますので、ご安心を。

 

で結局のところ、一回観ただけでは当然のようにわからない点はあるのですが、圧倒的スピード感と緊迫感迫るBGM、そして何より時間の逆行と順行(過去から未来という普通の時間の流れ)が同時に流れる映像には自然と引き込まれていきます。

 

考えるな感じろ!

 

です。

 

ストーリーの理解度が半分程度でも十分楽しめる作品となっています。こういった難解映画は観を終わった後に色んな解説動画で後から楽しめるのが良いところかなとも思います。

 

個人的にはインセプションよりは好きな感じでした。

 

まだ観ていない方は是非ともこの緊迫感を映画館で味わってほしいです。

 

 

では最後に本作のセリフから使える英語フレーズをシェアします。

 



英語フレーズの紹介

Make up your mind

「どうするか決めろ」

これは映画の冒頭で使われている表現で、”make up one's mind”で「決心する」という意味になります。「決める」という意味の"decide"という単語と近い意味ですが、make~の方がもう少し重みが伴ったニュアンスがあります。

 

例えば今日は映画を行くことに決めた。とかであれば"decide"が適切で、アメリカに行くことに決めたとかであればmake~の方がしっくりきます。

 

また、”make up your mind”は言った側が(言われた人が物事を早く決めないことに)少し苛立っているニュアンスがあります。一方、"decide"は特に感情はこもっていない感じがします。

 

ただ、軽い気持ちならアメリカに行くでも”decide”でもいいし、決心を決めて映画館に行く(コロナ禍の中では意外と自然かも?)のであれば"make~"を使ってもいい気もします。

 

 

As I understand it

「私が思うには」

自分が知っている範囲の知識で物事を語るときに使える表現です。日本人のみならずほとんどの英語学習者がついつい"I think"を多用してしまいがちですが、何かの知識について語る時はこの表現が使えます。I thinkよりも少しやらかい響きがあり丁寧な感じもします。

 

 

No offense

「悪気はないが」

会話での鉄板のフレーズが出てきました。英語中級者ぐらいであれば、聞いたことがある表現ではないでしょうか。相手に対して失礼になるかもしれないことをいうときの前置きに使われる表現です。

 

外国人はみんな直接的で、英語ではストレートにものをいうとよく言われますが、英語にも相手を傷つけないように気遣う表現はたくさんあります。中でも、ここで出てくる”No offence”が特に耳にする機会が多い表現です。

 

日本人は自分の意見をはっきりいうのが苦手な人が多い気がしますが、それはこんなこといったら相手が気分を害するのではないか。という気持ちが他の国の人と比べて強いからではないかと個人的に感じるのですが、そんなときにこのフレーズを使って相手への気遣いを見せればよっぽど失礼なことを言わない限り相手が不快に思うことはないと思います。

 

 

What happened happened

「起こったことは仕方がない」

このフレーズは映画中で何度か出てくる印象的なフレーズとなっています。"happened"という単語が連続で使われており、この表現を聞いたことがない人からすると少し違和感を感じるかもしれませんが、よく聞く表現の一つです。

 

終わってしまったことにグチグチ言っても仕方がない。という感じで使えます。

 

 

I'm going to take a chance

「一か八かやってみるよ」

"take a chance"という表現はこのブログでも何度か取り上げていますが、意味を間違えて捉えている日本人が多いので、改めて紹介させてください。これはチャンスをゲットする。という意味だと思っている人がいますが、実際は成功するか失敗するかわからないけどやってみる!という意味になります。

 

 

 

今回はここまでとなります。ここまで読んで頂きありがとうございます。最後に、「TENET」は映画好きを自負するならまず観ておくべき作品であることは間違いないと思います。