「セブン」に並ぶ現代の名作サスペンス映画「ユージュアル・サスペクト」から英語フレーズを紹介します。大どんでん返しとは、この映画のためにあるのではないか思わされるほど、衝撃のラストですね。
では、簡単な映画紹介をしてから英語フレーズを紹介していきます。
「ユージュアル・サスペクト」ってどんな映画?
1995年に公開され、その年のアカデミー脚本賞を獲得し、また出演者であるケビン・スペイシーが助演男優賞も獲得しており、高い評価を受けている作品です。
内容はある強奪事件の容疑者として集められた5人の容疑を、その後に起こったマフィア抗争で唯一生き残った容疑者に刑事が尋問しながら事件の真相に迫るというものです。
ちなみにタイトルの"usual suspects"「いつもの容疑者」のような意味になります。何度も逮捕歴のある札付きのワルばかりということです。ただ、"usual suspects"という表現は必ずしも悪い表現というわけではなく、単に「お馴染みの、よくある」という意味で使われることが多いです。
あらすじは?
マフィアの麻薬を巡った勃発した事件で、多数の死亡者が出る中、ある一人の男だけが生き残った。
彼の名前はヴァーバル・キント。警察は彼が仲間たちと事件に関わったという容疑で尋問を行う。
彼は以前、別件でも仲間のキートン、マクマナス、フェンスター、ホックニーと強盗事件の容疑者の疑いも掛けられていた。しかし、キント以外の4人はマフィアの事件で死んでしまったため、唯一生き残ったキントの記憶を頼り事件の真相を暴いていく・・・
では、セリフから英語フレーズを紹介していきます。
英語フレーズの紹介
Give me some credit
「信用してくれよ」
"credit"は「信用、信頼」といった意味で、上記の文は決まり文句で「信用して」という意味なります。同じような意味で"Trust me"もよく聞くと思いますが、こちらの方が深刻度が高いニュアンスがあります。"Give me some credit"はよりカジュアルな響きになります。
ちなみに、この”credit”の発音"クレジット"ではなく"クレディット"となるので、発音するときは気を付けてください。
Let's just go to my place
「おれのとこ行こうぜ」
すごく簡単な文だと思いますが、注目してほしいのは"my place"という表現です。ネイティブは「自分の家」と言うときに"my house"の代わりに"my place"をよく使います。
I was out of line
「言い過ぎたな」
"be out of line"で「言い過ぎる、出過ぎた真似をする」という意味になります。直訳のまま「線からはみ出る」というの意味としても使えますが、「言い過ぎる」という意味で使われることが多い気がします。
では、今回はここまでとなります。以前に「セブン」の紹介もしているので、気になった方はそちらもチェックしてみてください。