映画「サタデー・ナイト・フィーバー」から英語フレーズを紹介します。本作は数々の人気映画に出演しているジョン・トラボルタの代表作で、70年代アメリカを代表するダンス映画となっています。

 

では、映画の簡単な紹介とセリフから英語フレーズを紹介していきます。



サタデー・ナイト・フィーバーってどんな映画?

 

1977年に公開された作品で、ニューヨークのブルックリンを舞台とした青春映画となっています。当時すでに人気のあった俳優ジョン・トラボルタが主演が務め、この映画のヒットにより彼は一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしました。

 

この映画は、ダンス映画のイメージが強いと思いますが、実は若者の苦悩を描いた作品となっており、単なるパーティーピーポーの話ではありません。ちなみに英語でもそのような人を"party people"と呼びます。

 

まともな職にもつけず安い給料で働きながら、楽しみは週末のディスコでのダンスだけというどこかリアリティのあるストーリーになっています。

 

ジョン・トラボルタの苦悩

 

この映画で、素晴らしいダンスを披露しているジョン・トラボルタですが、撮影の裏で悲しい出来事を経験しています。

 

実は、撮影中には当時彼の恋人であったダイアナ・ハイランドを乳がんで亡くしていました。

 

悲しみに包まれがらも、撮影に取り組んだのは俳優魂を感じます。そう思いながら彼のダンスを見ると、その気持ち振り払うような雰囲気さえ感じさせます。

 

では、最後にセリフからフレーズを紹介していきます。

 

英語フレーズの紹介

You brought it up

「お前が最初に言ったやん」

"bring up"で「話題を出す」という意味になります。ここでは、相手が最初に話題を挙げたにも関わらずそれに対して不満を言ったときなどに使えます。まぁ日本語のニュアンスと全く同じなので、使いやすいフレーズだと思います。

 

No exception

「例外はなし」

これは決まり文句で、文字通り「例外はなし」という意味です。日常会話ではよく出てくるフレーズです。日本語のようにルールやマナーなどについても使いますが、英語では人に対してもよく使います。

 

Far out

「すげぇな」

これはスラングで「すげぇな」という驚きを表すときに使えるフレーズです。60~70年代に特に使われていたフレーズで、その年代の映画を観ているとよく出てきます。今でいう”Awesome”のような意味があります。

 

実際ネイティブにこの表現について尋ねてみると、確かに古い表現で、使っている人はあまりいないとのこと。ただ、中には「俺は使っているよ」という人も少なからずいたので、死語とまではいかないようです。

 

ただ60~70年代のカルチャーが好きな人は覚えておいても損ではないと思います。

 

 

では、今回はここまでとなります。同じくジョン・トラボルタが主演の「パルプフィクション」についても以前書いているので、気になった方はチェックしてみてください。

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