公開初日に映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観てきました。にわかクイーンファンの僕から言わせて頂くと、自信を持って星5つです。
この映画は公開までにプロモーションにかなり力を入れていたこともあり、観賞前の時点ですでに期待値はかなり高かったですが、それでも結果的に期待を裏切ることはなかったです。
トレイラーからもわかる通り、QUEENというバンドを限りなく、忠実に再現しており、本編ではより、再現度の高さを味わうことができます。
今回はストーリーにはあまり触れずに、この映画の魅力を伝えたいと思います。また、最後にはセリフから英語フレーズを紹介します。もちろん、ネタバレは極力避けますが、一部シーンの紹介は含みますので、あしからず。
「ボヘミアン・ラプソディー」の魅力とは?
メンバーの再現度がすごい
引用元:YouTube/20th Century FOX
上の写真からもわかる通り、まず俳優陣の見た目がクイーンのメンバーに瓜二つです。左上からフレディー・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン。
もちろん、ただ見た目が似てれば良いかと言われれば、あくまで一つの要素でしかないですが、時代ごとの彼らの細かい変化も再現されており、気づけばクイーンの世界に浸っていることに気付くと思います。
映画の中で、彼らの最後のライブが再現されているのですが、そこに登場するスタッフの服装や動きまで忠実に再現されており、現実的にこれ以上近づけるのは不可能な程の再現度になっています。
QUEENメンバーの人間味を感じることができる
日本を含め世界的に人気のバンドですが、彼らが一体どんな人間なのかということは知らない方が多いのではないでしょうか。
フレディーはゲイだった?彼の死因はエイズだった?このあたりについては知っている方も多いと思いますが、それ以外のことや他のメンバーについてはよく知らないのでは?
この映画では、フレディの視点から周りのメンバーや彼の親しくしていた人が登場し、ライヴでは見せない、クイーンの人間味を感じることができます。勿論、彼はすでに亡くなっているので、周りの人からの証言ではありますが、実際にフレディを近くで観ていた人たちなので、彼らにとっては本当のフレディが描かれていると言ってもいいでしょう。
ライヴエイドの世界に浸れる
なんと言ってもこの映画の最大の魅力は、あの伝説のライヴエイドを体感できることです。このイベントはイギリスとアメリカをメイン会場として84ヵ国で衛星放送された大規模ロックフェスティバルでした。
出演アーティストはポールマッカートニー、スティング、レッド・ツェッペリン、ボブディラン、ミックジャガー、デヴィッド・ボウイ、ビーチボーイズなど今では考えられない、そうそうたるラインナップとなっており、まさに夢のようなイベントでした。
その中でもクイーンのライブは絶賛されており、ロック史に強烈に刻み込まれました。ちなみにこのライブはクイーンが最後に行ったライブになりました。
映画では最後のシーンでそのライヴが再現されており、そのときのカメラアングル、メンバーの表情、観客たちの歓声、すべてがあの歴史的瞬間を彷彿させます。最後のライヴシーンだけでも十分行く価値はあると思います。
フレーズの紹介に移る前に、最後にまだこの映画を観ていない人に少し言わせてください。
この作品は絶対に映画館で観てください。
この臨場感は映画館で観ないと感じることができないと思います。
フレーズ紹介
・Throw a party
「パーティーを開く」
これはフレディーが言ったセリフからで、彼はよくライブ後にパーティーを開いていたので、実際によく口にしていたフレーズじゃないでしょうか。ちなみに直訳すると、「パーティを投げる」となりますが、「パーティーを開催する」という意味でしか使われないので、注意してください。
・What's that supposed to mean
「どういう意味だ!」
これは相手に対して強い不満を持っているときに使われるフレーズで、決して意味を尋ねているわけではありません。メンバーの関係がこじれている状況で、ロジャーが言ったセリフになります。
・Get out of my life
「おれの前から一生消え失せろ」
get out で「どっかへ行け」という意味で、この場合はmy life となっているので、おれの人生から出て行ってくれという意味になります。ただ、日本語にすると若干不自然なので、消え失せろとしました。これはフレディが放ったセリフになります。
今回は以上となります。是非この映画はすべての音楽ファンに観てもらいたいです。
ちなみに、前回ボヘミアン・ラプソディーの曲についても解説をしているので、良かったらそちらもどうぞ。「Bohemian Rhapsody」ついに映画公開!曲名の意味とは?