今回は、映画「(500日)のサマー」を英語フレーズと併せて紹介します。
「私も好きよ。スミス」
「あ、君も好きなんだ」
The Smithの「There is a light that never goes out」について言葉を交わすシーンは映画界に残る名シーンだと勝手思っています。
何気ない会話ですが、この会話をきっかけに2人は親しくなっていきます。
日常生活でもありますよね。共通の趣味を通して、人と仲良くなることって。
(500日)のサマーってどんな映画
登場人物はグリーディングカード会社で働くトム。UKポップを愛するさえない草食男子。その会社にアシスタントとして入社してきたサマー。美人で自由奔放な女子。
この二人が出会ってからの500日を描いた作品。
映画の冒頭で、
「Boy meets a girl なストーリーではあるが
これはLove storyではない」
といって始まる。
ただ実際、サマーに恋に落ちたトムの視点から描かれているので片思いラブストーリーといってもいい思います。
時系列が結構目まぐるしく変わりますが、ストーリー自体がわかりやすいので、すぐに映画に入っていけると思います。
この映画ではスミスだけなく有名アーティストの曲が多く使われており、どれも秀逸なものばかりなので、そこに着目しても楽しめると思います。
是非、気になった方は是非チェックしてみてください。
フレーズ紹介に
「But you should know up front」
「でも、前もって知っておいた方がいい」
これは先ほど紹介した冒頭のナレーションのセリフからで
注目してほしいのが
Up front=事前に、前持って
相手になにか事前に伝えたいときに、使われます。
例えば
Thers is something I should tell you up front.
「先に言っておかないといけないことがあるんだ。」
I'm gay .
「実はゲイなんだ」
ちなみに、Gayというは男性同士だけではなく女性同士場合にも使えます。
それから「事前に」というと
In advanceという表現もありますが
これは、内容にフォーカスされたものではなく、方法や手段を表すときに使います。
You should book the ticket in advance.
「先にチケット予約しといた方がいいよ」
次もサマーの特徴を述べている時のナレーターのセリフから
「For all intents and purposes」
「すべての点から」「どっからどうみても」「事実上」
のような意味になります。
文脈的にいうと
「サマーは身長も体重も平均的、For all intents and purposes、普通の女の子」
という感じで、使われています。
結構難しい表現なので、無理して覚える必要はありませんが頭の片隅にあると、役立つときがあるかも。
「Don't be a pussy」
「クヨクヨすんな」
これは、サマーとの関係に悩んだトムが妹のレイチェルに相談しているときに妹から言われた言葉です。一見卑猥な意味に聞こえそうですが、10歳ぐらいの女の子が兄に向けて言ったことなので、この文脈ではそういった意味合いは全くありません。
女々しい人を見かけたら、是非使ってみましょう。