世界中で人気を博しているドラマ「ブラック・ミラー」を紹介します。このドラマシリーズは元々はイギリスのテレビシリーズとして放映されていましたが、シーズン3からネットフリックスオリジナル作として配信されており、現在はネットフリックスからのみ観ることができます。
ではブラックミラーの紹介と、特に僕がおもしろいと思ったエピソードのあらすじを紹介していきます。最後には、英語フレーズもシェアしますので、よかったらそちらもチェックしてみてください。
ブラック・ミラーってどんなドラマ?
引用元:Netflix
ブラック・ミラーはイギリス製作のドラマで、イギリス国内では元々人気が高かったですが、Netflixで製作されるようになってから認知度があがり、アメリカなどさらに世界中で人気が出てきています。
このドラマには他の海外ドラマとは決定的に異なる部分があり、それはエピソード毎にストーリーや出演者が変わるということです。
といっても、どのエピソードも様々なテクノロジーが発達した近未来を皮肉的に描かれているという点においては一貫しています。
具体的なところでいえば仮想通貨やSNSなど現代でも一般化してきているようなことが、未来では一体どのように人間生活に影響を及ぼすのかを描かれています。
ほとんどエピソードが皮肉(ブラック)的に描かれており大体がバッドエンドですが、妙にリアリティがあり引きこまれていきます。
ただ個人的に、エピソードによってクオリティにバラつきがあると思います。実際、初めてシリーズ1のエピソード1を観たときにいまいちだなと思って、それ以降このドラマを敬遠していました。
そこで、今回は僕が「ブラック・ミラー」の良さに気付いたあるエピソードを紹介します。
シーズン3 秘密 あらすじ
僕がおすすめするのは、シーズン3のエピソード3の「秘密 / Shut Up and Dance」という回です。ストーリーの構成、役者の演技、BGMすべてのクオリティが高い作品となっています。
ただ、胸糞感は否めないので胸糞なストーリーがどうしても好きになれない人には苦痛かもしれません。
あらすじとしては、まず、主人公がケニーのパソコンがあるときコンピューターウイルスに感染したところから始まります。
その後日、彼は自室でPCを観ながら自慰をするのですが、しばらくして1通の不気味なメールを受け取ります。
「私たちはお前がやったことをすべて見たぞ」
メールを開いてみると、そこには自分が自慰をしている動画が貼り付けてありました。メールには、携帯の電話番号を教えないとこの動画を拡散する。
そこから、相手の要求はどんどんエスカレートしていき、ついには・・・
といった感じのストーリーになっています。最後に流れるRadioheadの「Exit Music」が胸に突き刺さります。
続きが気になった方は、是非ネットフリックスで観てみてください。
ちなみに、主演を演じているアレックス・ロウザーは以前紹介した「The End of the F***ing World」でも主演を務めており、これまたクオリティの高い作品になっています。個人的に今まで観た Netflix作品で1,2を争うおもしろさです。
では、フレーズの紹介にいきます。
フレーズ紹介
You're mental
「頭おかしいんじゃないの?」
本来"mental"は「精神障害者」という意味ですが、実際には「狂っている」という意味で使われます。
"crazy"も似たような意味ですが、"crazy"は比較的ニュートラルな表現で、時にはポジティブな意味でも使われますが、”mental”は「お前 あ、た、ま、 大丈夫?」といった感じで、ネガティブな意味しかない強い表現となっています。
Do me a favour(favor)
「お願いがあるんだけど」
相手にお願いするときに使う表現で、あまり親しくない人に言う場合は"Would you do me a favor?"というより丁寧表現を使うのが一般的です。
では、今回はここまでとなります。