今回はThe Verveの「Bitter Sweet Symphony」という曲の紹介と盗作問題について紹介したいと思います。UKロックが好きな人であれば知らない人はいないぐらい有名な曲なので、何を今更と思われるかもしれませんが、普段UKロックをあまり聞かない人のために紹介します。

 

最後には、日常会話でも使えそうな英語表現も併せて紹介します。



ビタースウィートシンフォニーって

 

1997年に発売された「アーバン・ヒムス」に収録されている曲で、ちなみにこのアルバムは14週連続で全英チャートの1位を独占し、全世界で1000万枚を売り上げる大ヒットを記録しており、このアルバムのヒットにより名実ともにヴァーヴはビッグバンドになりました。

 

ちなみにこの曲名を直訳すれば「苦くて甘い交響曲」となりますが、酸いも甘いも人生といった感じの曲ではないかと個人的には感じました。

 

 

盗作問題について

 

実はこの曲の著作権は作曲者であるThe verveのリチャードにはありません。

発売直後に、ローリングストーンズの曲の著作権を持った会社から盗作であることを訴えられ、作詞者としてクレジットを載せる代わりに著作権をたった1000ドルで譲渡してしまったのです。

 

ただ実際には盗作ではなく、発売前にサンプリングにしようした曲の使用許可は得ていたが、実はその曲がローリングストーンズのカバー曲であり、その著作権の許可を取っていなかったのが問題となってしまいました。

 

ちなみにその曲は「Last One」という曲なんですが、ローリングストーンズの原曲とは似ても似つかず、サンプリングに使用したカバー曲もメロディーラインは確かに引用しているものの、曲のクオリティでは本曲には到底及ばないクオリティーです。

 

ヴァーヴのフロントマンであるリチャードはこれだけの名曲を世に送り出したにも関わらず、なんともかわいそうな話です。

 

意外にもある盗作問題となった曲

 

実はこの曲以外にも、盗作問題に揺れた曲があります。しかもそれらも、日本で知られているイギリスロックの曲のなかでは非常に知名度が高い曲。

 

1つ目が以前も紹介したことがあるオアシスの「Whatever」という曲、これはニールイネス (日本で全くの無名だが、意外にもビートルズとも親交があった程のミュージシャン)の「How Sweet to be an Idiot」を盗作したのではないかと訴えられました。

 

今はすでにクレジットに彼の名前がOasisのWhateverに加えられています。イントロのメロディーを聞けば、酷似しているのがわかります。

 

もうひとつが、コールドプレイの「Viva la Vida」です。この曲も以前紹介しています。これはギターリストのジョーサトリアーニの 「If i could fly」という曲の盗作ではないかといわれています。

 

まだコールドプレイ側は認めていませんが、故意ではないにしても、ここまでメロディラインが長い間、似ていれば誰がきいても盗作だと思うと思います。ただ、ギターでViva la vidaのサビ部分を演奏しているように聞こえます。おそらく、作曲中に無意識に残っていたメロディーが基になってしまったんだと思います。

 

偶然の一致かわかりませんが、この3曲はすべてストリングスがふんだんに使われており、壮大感のある曲でそれぞれバンドを代表する曲になっています。

 

では最後にこの曲から英語表現を

 

気になる英語表現を紹介

・Make ends meet

「生活をやりくりする」

これは決まったお金の中で、上手く生活をするという意味です。これはイディオムですが、meetという表現にも注意してもらいたいです。

 

meetとは会うという意味以外に、「(条件、要件など)を満たす」という意味があり、このイディオムではこのニュアンスが含まれています。終わりをなんとか合わす→なんとかやりくりするという意味になります。meetはビジネスでもよくこの意味で使われます。

 

・Slave to the money

「金の奴隷」

これはイディオムでもなんでもないのですが、日本でよく聞く「社畜」という言葉に当てはめることができると思います。

 

I'm a slave to the companyといった感じで、ただどちらかいうとcorporate slaveという言い方の方が一般的ではあると思います。なにか奴隷に感じるようなことがあればmoneyの部分を入れ替えて使ってみてください。

 

今回はここまでとなります。

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