今回はクイーンとデヴィッド・ボウイの共作曲「Under Pressure」を紹介します。この曲のPVの冒頭では日本の満員電車の光景やロケットやビルの爆発シーンなどが使われており、メッセージ性の高いミュージックビデオになっています。

 

ではもう少しこの曲について詳しく紹介していきます。最後に英語フレーズも紹介します。



Under Pressureってどんな曲?


「Under Pressure」は、1981年にリリースされたシングル曲で、先ほどもいったようにデヴィッド・ボウイと共作で作られた曲です。この曲はクイーンとデヴィッド・ボウイがジャム中にできた曲ということは知ってる方もいると思いますが、今回はもう少し詳しい経緯を説明していきます。

 

元々、ボウイはクイーンの曲「Cool Cat」という曲のバックコーラス収録で参加していましたが、彼はそのクオリティに納得がいかず、最終的に彼のコーラスは使われることはなかったのですが、その際にクイーンが別で製作していた「Feels Like」という曲を聴いたボウイがレコーディングに参加することになりました。

 

この曲は元はドラムのロジャー・テイラーが作った曲だったのですが、メンバーは曲のクオリティに納得がいっていなかったところにボウイがジャムセッションという形で入ったことで、曲に大幅アレンジが加えられ、歌詞も大部分がフレディーによって書き直され「Under Pressure」という曲ができました。

 

ただ、曲の完成までは難航したようで、特にフレディーとボウイが曲製作で意見を何度もぶつけ合ったようです。クイーンはたださえ各メンバーが作詞作曲ができるという天才の集団なので、そこにまた天才が入れば個性がぶつかるのも仕方ないのかもしれません。

 

 

ジョン・ディーコンという人間について

 

ここで、ひとつベースのジョン・ディーコンの人間性が伺えるエピソードがあります。それは、この曲でも印象的な部分イントロのベースフレーズに関することです。

 

彼はそのベースリフはボウイが作ったものだと語っているのですが、実際は元々がジョン作ったリフにボウイがアレンジを加えてできたもので、ボウイ自身もそのリフは自分が参加する前からあったと言っています。

 

そういったことからも、ジョンの周りへの配慮やボウイへの尊敬の念を感じることができます。ジョンは非常に温厚な性格で知られており、個性の塊であるクイーンのある意味まとめ役だったのかもしれません。

 

ではフレーズの紹介にいきたいと思います。

Pressure: pushing down on me,
Pressing down on you, no man ask for.
Under pressure that burns a building down,
Splits a family in two,
Puts people on streets.

That's OK.

That's the terror of knowing
What this world is about.
Watching some good friends screaming,
"Let me out!"

Tomorrow gets me higher.
Pressure on people, people on streets.

OK.

Chippin' around, kick my brains 'round the floor.
These are the days: it never rains but it pours.

People on streets.
People on streets.

It's the terror of knowing
What this world is about.
Watching some good friends screaming,
"Let me out!"

Tomorrow gets me higher, higher, high!
Pressure on people, people on streets.

Turned away from it all like a blind man.
Sat on a fence, but it don't work.
Keep coming up with love, but it's so slashed and torn.

Why, why, why!?

Love, love, love, love, love.

Insanity laughs under pressure.
We're breaking.

Can't we give ourselves one more chance?
Why can't we give love that one more chance?
Why can't we give love, give love, give love, give love, give love, give love, give love, give love, give love?

'Cause love's such an old-fashioned word,
And love dares you to care for the people on the edge of the night,
And love dares you to change our way of caring about ourselves.
This is our last dance.
This is our last dance.
This is ourselves.

Under pressure.
Under pressure.
Pressure.

作詞:: BOWIE DAVID, DEACON JOHN

フレーズ紹介

no man ask for

「だれも必要としていない」

"ask for"で「必要とする」という意味になります。使用頻度はかなり高い表現なので、知らなかった方は是非覚えてみてください。

 

Let me out!

「出してくれー」

Let 人~「人~させて」という意味で、これは比較的基礎な表現だと思いますが、日本人は「let」というをなかなか使いこなせていないもしくは知っているけど使っていない人が多い気がします。

 

ただ、自然な英語の会話では"let"は非常によく使われるので、あえて紹介しました。ちなみに、outの代わりに、in (Let me in)を使えば「入れてくれ」という意味になり、これも日常会話ではよく聞く表現なので、是非使ってみてください。

 

 

では、今回はここまでとなります。別記事で、「ボヘミアン・ラプソディ」「地獄へ道連れ」「Radio Ga Ga」「Killer Queen」「Don't Stop Me Now」などの曲も紹介していますので、良かったらそちらもどうぞ。

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