今回はクイーン「The Show Must Go On」を紹介します。この曲はボーカル・フレディーが病に蝕まれる中、最後の力を振り絞って歌っており、胸に刺さる曲になっています。

 

では、曲名の意味やこの曲の逸話について紹介していきたいと思います。最後には、いつもどおり歌詞から英語フレーズも紹介します。



The Show Must Go Onってどんな曲?

この曲はフレディーが生きている状態で、クイーンが最後にリリースした「イニュエンドウ」のアルバムに収録された曲で、アルバムの最後を締めくくる曲となっています。ちなみにこの曲がシングルとしてリリースされた約1か月後にフレディーはこの世を去ることになります。

 

この曲の作詞作曲はクイーンとなっており、メンバー全員が楽曲製作に関わっており、曲のコード進行はジョン・ディーコンとロジャー・テイラーが作り歌詞やボーカルのメロディーラインはブライアン・メイとフレディーが作りました。

 

クイーンの曲は、それぞれのメンバーが自身で作った曲が多い中で、全員が曲製作に関わった珍しい曲であり、クイーンの結束力を表す曲になっています。

 

曲名の意味とは

 

”The show must go on” というフレーズはクイーンの曲である以前に、英語のことわざで、「何か問題があっても続けないといけない」「ショーは終わらない」という意味になります。"go on"で「続く」という意味になります。

 

元々は、演劇の世界などで使われていたフレーズで、出演者やショーに関わるトラブルが生じても、ショーは続けないといけないという意味でしたが、今ではショーだけに関わらず、一般的なことに対しても使われています。

 

ここでいう問題とは、フレディの病や彼の長くない命を示唆しているとしか思えません。

 

フレディーの強い心

 

フレディーは亡くなるギリギリまで音楽活動していますが、この曲の収録時はすでにエイズの合併症により体はみるみるやせ細り見るからに病人となっていました。

 

ただ、彼は自身の病気のことに関して一切嘆いたことはなかったとメンバーのブライアン・メイや生前のパートナーであったジム・ハットンは語っています。

 

そのかわりに、彼は心の声をクイーンの楽曲に乗せていたのではないでしょうか。

 

 

では、歌詞からフレーズを紹介していきます。

Empty spaces.
What are we living for?
Abandoned places.
I guess we know the score.

On and on.
Does anybody know what we are looking for?

Another hero,
Another mindless crime
Behind the curtain
In the pantomime.

Hold the line.
Does anybody want to take it anymore?

Show must go on.
Show must go on.
Inside my heart is breaking.
My make-up may be flaking.
But my smile still stays on.

Whatever happens,
I'll leave it all to chance.
Another heartache,
Another failed romance.

On and on.
Does anybody know what we are living for?

I guess I'm learning.
I must be warmer now.
I'll soon be turning
'Round the corner now.

Outside the dawn is breaking,
But inside in the dark I'm aching to be free.

Show must go on.
Show must go on.
Inside my heart is breaking.
My make-up may be flaking,
But my smile still stays on.

My soul is painted like the wings of butterflies.
Fairytales of yesterday will grow but never die.
I can fly, my friends.

Show must go on.
Show must go on.
I'll face it with a grin.
I'm never giving in—
Oh—with the show.

I'll top the bill,
I'll overkill.
I have to find the will to carry on with the show.
On with the show.

Show must go on.

作詞:DEACON JOHN, MAY BRIAN



フレーズ紹介

I'll leave it all to chance

「おれはすべて運に任せる」

leave it to chanceで「運に任せる」という意味になります。歌詞では、強調するために”all(すべて)”という単語も使われています。

 

I'll soon be turning, round the corner now

「おれはもうすぐ変わるんだ」

"round the corner"「すぐ近くに、まもなく」という意味になります。just を付けてjust around(round) the cornerの方が良く使われますが、どちらも同じ意味です。勿論文字通り「そこの角の近く」という意味でも使えます。

 

 

では、今回はここまでとなります。別記事で、「Keep Yourself Alive」「Radio Ga Ga」「Killer Queen」「Don't stop me now」などの曲も紹介していますので、良かったらそちらも見てみてください。

関連キーワード
おすすめ記事