おかまの代表曲ともいえるCulture Clubの「Karma Chameleon」という曲 を紹介したいと思います。

 

って実は全くオカマは関係ない曲なんですが、サビのカマカマカマ~というフレーズとPVに出てくるボーカルのボーイ・ジョージが女装していることもあり、日本ではこの曲が流れるとイコールおかまというイメージが定着しています。

 

今回はそんなイメージを払拭するためカルチャークラブというアーティストについて触れながら、この曲を紹介していきたいと思います。また最後に英語フレーズも紹介します。




カルチャークラブって?

 

1981年、イギリスのロンドンで結成されたバンドで、奇抜なファッションは彼らの大きな特徴で、この頃のイギリスではデヴィッドボウイを始めとし、男であっても化粧をして着飾るアーティストが流行っており(グラムロック)、その流れから生まれたニューロマンティックというジャンルの代表格がカルチャークラブになります。

 

それらの動きは日本の音楽シーンにも大きな影響を与えており忌野清志郎やYMOも、このあたりの影響を強く受けています。日本のビジュアル系もこういった動きがなければ生まれていなかったでしょう。

 

ここで、メンバーに話を戻しましょう。

 

 

ボーイ・ジョージってどんな人?

 

カルチャークラブといえばフロントマンであるボーイ・ジョージの存在感が圧倒的で、特にトランスジェンダー界のカリスマ的存在です。今でこそ多くの世界中でLBGTは受け入れられていますが、30年以上前の当時ではそういったことを表現することはまだまだ珍しいことでした。

 

直接的に彼は自分がゲイであるということは言っていないようですが、記者の質問に対して「男も女も好き」と答えていたり、同じバンド内のドラマー(男)を愛していたと言っていたことから、ストレート(異性だけが恋愛対象)ではないことは確かでしょう。

 

冒頭で、「カーマはきまぐれ」はおかまの曲ではないと言っといて、結局はおかまが歌う曲じゃないか。と思うかもしれませんが、この曲と彼のジェンダーとは関係は特にありません。


カーマは気まぐれ?

 

では曲の解説をしていきたいと思います。「Karma Chameleon」とは直訳で運命はきまぐれといった感じになると思います。

 

"Karma" とは一言でいうと運命という意味で、自分の行いが運命という形で巡ってくるという意味で、元々は仏教用語です。曲中では恋人のことを指しているとも言われています。

"Chameleon"は皆さんもご存じのようにカメレオンという意味なのですが、もうひとつ意味があって、それは意見をコロコロ変える人を指します。

 

この曲やMVの中では色がとても強調されているので、カメレオンというのも、ある意味外れていないかもしれません。この曲では、思わせぶりな態度の恋人を指す言葉として使われています。

 

歌詞の内容は、気持ちが離れている恋人に気付き、それを嘆いている曲です。MVでは宝石泥棒が最後にその行いがみんなにバレて川に突き落とされます。

 

ボーイ自身、この曲について「行いは必ず自分に返ってくる」ということを歌っていると言っていることからも、この曲では、恋人に対して、おれを欺くような態度は最終的にあなた(恋人)に何か良くない形として返ってくるよと言いたかったのではないでしょうか。

アフリカが関係している?

 

アフリカの国旗として、よく使われる赤、黄 (歌詞ではゴールド)、緑が歌詞に出てきており、MVのなかでもアフリカの国旗ような物を持っている人がいることから、それらも何かこの曲と関連がありそうです。

 

赤は血を、黄色は富、緑は自然や愛の豊かさを表していると言われています。興味がある人は関連性を考えてみると、おもしろいかもしれませんね。

 

では、そろそろフレーズに

 

 

フレーズ紹介

You used to be so sweet

「前はとてもやさしかったのに」

used to で「昔~だった」という意味で、今はそうでないことが強調されています。以前に挙げた記事で詳しくused to と過去形の違いを説明しているので、よかったらそちらも見てみてください。

 

Sweetはここでは甘いという意味ではなく「素敵、やさしい」という意味で使われています。

 

You string along

「あなたは私を欺いている」

String along 「だます」という意味があります。ただ、ニュアンスとしてなにかをふんだくってやろうといった意味ではなく、本当は思ってもいないくせに、相手に合わせるという意味になります。ここで、恋人に向けた言葉となっています。

 

 

今回はここまでとなります。ここまで見てくれた方はこの曲が全くオカマと関係ないことはわかってもらえましたよね。

 

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