ビートルズ初期の名曲「Help」を英語のフレーズと併せて紹介します。また、ジャケットの4人のポーズについても少し解説していきたいと思います。



ヘルプってどんな曲?

 

この曲は、ビートルズの5枚目のアルバムであると同時に、映画「ヘルプ!4人はアイドル」のサウンドトラックである「Help」の一曲目を飾る曲となっています。アルバムとは同名曲。

 

ジョン・レノンがリードボーカルを取り、後ろでメンバーが綺麗なコーラスを奏でています。曲は非常に短く2分19秒しかないシンプルな構成となっており、ビートルズ初期の典型的な曲となっています。

 

リンゴ・スターの叩くドラムスネア音が高く突き抜けるようなサウンドになっており、この曲の疾走感をより際立たせているところが個人的にすごく好きです。

 

曲の内容としては、「昔は誰の助けも必要としてなかったけど、今は誰かの助けが必要なんだ」という気持ちが歌われています。

 

ジャケットのポーズの意味とは?

皆さんは、このジャケットのポーズの意味を考えたことはあるでしょうか。僕は昔、なんとなく”HELP”を表しているのだと思っていましたが、よくポーズをみてみれば全然”HELP”の形には見えないですよね。

 

では、このポーズは一体何を意味しているのでしょうか。

 

実はこのポーズは、手旗信号で"NUJV"を表していると言われています。手旗信号とは、主に海上で使われる通信手段の一つです。

引用元:http://www.feelnumb.com

 

元々は手旗記号で、"HELP"とする予定だったそうですが、見た目がいまいちでその場で即興でできたのが、"NUJV"というものだったそうです。特にその意味ついては言及されておらず、ただ見た目のインパクトで選ばれたのではないかと思います。

 

では、そろそろ歌詞からフレーズ紹介していきます。

Help! I need somebody
Help! Not just anybody
Help! You know I need someone
Help!

When I was younger so much younger than today
I never needed anybody's help in any way
But now these days are gone and I'm not so self assured
Now I find I've changed my mind, I've opened up the doors

Help me if you can, I'm feeling down
And I do appreciate you being 'round
Help me get my feet back on the ground
Won't you please, please help me?

And now my life has changed in oh so many ways
My independence seems to vanish in the haze
But ev'ry now and then I feel so insecure
I know that I just need you like I've never done before

Help me if you can, I'm feeling down
And I do appreciate you being 'round
Help me get my feet back on the ground
Won't you please, please help me?

When I was younger, so much younger than today
I never needed anybody's help in any way
But now these days are gone and I'm not so self assured
Now I find I've changed my mind, I've opened up the doors

Help me if you can, I'm feeling down
And I do appreciate you being 'round
Help me get my feet back on the ground
Won't you please, please help me?

Help me, help me
Ooh

作詞:LENNON JOHN, MCCARTNEY PAUL

フレーズ紹介

When I was younger

「僕が若かった時に」

とても簡単な英語だと思いますが、2点気を付けてほしい点があります。

 

1点目が"When I"の発音です。このサイトで何度か説明している並んでいる英単語の発音が合わさって発音されるリンキングの典型的なパターンで、発音は「ウェンアイ」ではなく、音が繋がり「ウェナイ」という発音になるということです。

 

2点目が、なぜこの文では"young"ではなく"younger"という比較級を使われているかということです。それは、20~30代以下の人はまだ若いという認識なので、いまよりさらに若いという意味で比較級が使われています。よって老人でもないかぎり「若い時」というときに"When I was young"を使うと不自然になります。

 

I do appreciate you being round

「あなたが近くにいると本当にありがたい」

この文を見て何か、不自然な点に気付かないでしょうか。そうです。動詞が"do" と"appreciate(感謝する)"の2つあることです。これはネイティブの会話では頻繁に使われる用法で、ここでの"do"は助動詞のような役割を果たしており、後ろの動詞を強調する働きを持っています。

 

例を挙げると、誰かが「りんごが嫌いなの?」と聞いてきたときに「いや好きやで」と言いたい時に"I do like it"といった感じで使うことができます。

 

 

今回はここまでとなります。ビートルズの英語は聞き取りやすく、そこまで難しい表現は使われていないので、英語学習には本当に最適な音楽だと思います。

 

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