映画「セッション」を英語フレーズと併せて紹介します。才能あるドラマーと鬼教官がこのストーリーの中心となっています。この映画はアカデミー3部門を始め多くの映画賞に輝きました。

 

ちなみに、タイトルの「セッション」は邦題で、オリジナルタイトルは「Whiplash」となっており、これは映画でも登場する曲名であり、「ムチ打ち」という意味があります。

 

「Whiplash」は、まさにこの映画を表すタイトルとなっていますが、日本人にはいまいちピンとこないので比較的馴染みのある「セッション」というタイトルが付けられたのでしょう。

 

では、もう少しこの映画を詳しく紹介していきます。



「セッション」ってどんな映画?

 

2015年に公開された映画で、海外のみならず日本でも高い人気を起こる音楽映画です。監督は「ラ・ラ・ランド」で知られるデイミアン・チャゼルで、彼は若干28歳にしてこの映画のメガホンをとり、この映画のブレイクで一躍有名監督になりました。

 

この映画はジャズ音楽がストーリーの主体となっていますが、詳しいジャズの知識がなくても楽しめる作品となっています。一見するとただのスパルタ指導を描いた作品ですが、誇張されてように感じることはなく非常にリアリティのある作品となっています。

 

あらすじは?

 

主人公アンドリューはアメリカでも有数の音楽学校にプロのジャズドラマーを目指して入学をします。そして、入学からしばらくしてから彼は学校一の指導者フレッチャーに才能を見込まれ、彼のクラスに入ることになります。

 

丁度その頃、アンドリューはニコールという恋人もでき、順風満帆な生活を送っていました。

 

ただ、初めてのフレッチャーのクラスで、いきなり怒号を浴び、アンドリューは自分の実力のなさを痛感させられます。

 

彼は悔しさをばねに練習を重ねます。そして、コンテストでは上出来のプレイをしたことで、メンバーの座を勝ち取ります。

 

しかし、それはフレッチャーとの闘いの始まりでもありました。彼の指導スタイルに従うあまりアンドリューのドラムへの熱意は狂気染みたものに変わっていきます・・・

 

 

では、セリフからフレーズを紹介していきます。

英語フレーズの紹介

From the top

「最初っから」

これはこの映画ではよく出てくるフレーズで、「曲の最初から」という意味になります。音楽をやっている人であれば、スタジオなどで誰かと曲合わせるときに使える便利なフレーズです。

 

He's more bark than bite

「彼は口でいってるだけだよ」

"be more bark than bite"で「騒いでいるけど大したことはない」という意味になります。直訳では少しニュアンスが伝わりにくいのですが、ここではポジティブな意味で「そこまで悪い人や物じゃないよ」というニュアンスが含まれています。

 

ただ、どうせ口だけで、ケンカはしてこなんだろ?というような相手を挑発するような意味で使われることもあります。

 

I'm messing with you

「ちょっかい出してるだけだよ」

"mess with"で「人をからかう、おちょくる」という意味になります。そこまで悪い意味ではなく、冗談として使われることが多いです。"mess"は本来「散らかす」という意味です。

 

では、今回はここまでとなります。



ちなみに本作はアマゾンプライムやU-NEXTで観ることができます。どれも無料トライアル期間でも観ることができます

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