「人生は何を選ぶ?出世?それとも家族?いやただのテレビか」

 

冒頭では、人生で何を望むか語りかけながら、イギーポップ「Lust for life」がバックでは流れている。なんとも印象的な冒頭の映画ですよね。

 

今回は、映画「トレインスポッティング」の紹介をしながら、いくつか英語フレーズをシェアしたいと思います。




トレインスポッティングってどんな映画

 

音楽と映画を語る上で、この映画は避けて通れないのではないでしょうか。

 

では、簡単に「トレインスポッティング」ついて紹介していきます。また最後には使えるかわからないぐらい汚い英語フレーズも紹介します。

 

この映画は1996年にダニー・ボイル監督製作の下、公開された映画です。今作のヒットでダニー・ボイルは一気に映画監督として名を馳せることになります。

 

もちろん主演のユアン・マクレガーもこの映画まで無名だったが、俳優として評価を上げました。その後スターウォーズのオビ・ワン役は誰もが知るところですよね。

 

 

 ストーリーは?

 

スコットランドのエディンバラで暮らす若者の話です。といっても普通の若者ではない、アル中、ヤク中、喧嘩、ときにナンパと出てくる奴、出てくる奴ろくな生活を送っていない。

 

でもある時、主人公のレントンはそんな生活から抜け出すべく改心する。なんとか仕事を見つけて、自分で生活できるようになっていく。たが、悪友たちとの関係を断ち切ることができず・・・

 

といった感じでストーリーは進んでいきます。

 

 

 サウンドトラックが豪華

 

この映画では冒頭のイギーポップを始め、プライマルスクリーム、ニューオーダー、ブラーといった大物アーティストの楽曲がふんだんに使われています。

 

なんといってもアンダーワールドの「Born Slippy」のループ音は心地良く体中を包んでいくようです。

 

スコティシュアクセントが聞ける

 

この映画の舞台はスコットランドなので、出てくる人の多くがスコットランド英語を話します。スコティシュアクセントとは非常に聞き取りずらいことで有名なんですが、この映画も例に漏れずほとんど何言っているかわかりません。また、発音だけでなくスコットランド特有の表現もでてくるので、字幕でもみても意味がわからない箇所が多いです。

 

以前イギリス人(イングランド)とこの映画について話したときに結構わからないフレーズがあると言っていました。それぐらい理解するのは難しいです。

 

日本では「ブリティッシュアクセント」と一つで括られがちですが、イギリスのアクセントは英語圏の他のどの国よりもアクセントのバリエーションを持つ国です。

 

せっかくなので、アクセントの違いを意識しながら映画を観るのも楽しむひとつの要素になるのではないでしょうか。

 

ではフレーズに行きましょう。

 

 

ファッキンフレーズ紹介

 

①Shite「クソ」

この映画以外では聞いたことはないですが、この映画ではめちゃくちゃ使われています。調べてみると同じく「クソ」という意味の"Shit"と同じようにスコットランドやイギリス北部では使われているようです。ちなみに発音はシャイトゥとなります。

 

②Fuck up 「へまをする、大失敗する」

これはこの映画だけではなく、比較的よく聞く表現です。結構大きなを失敗するという意味です。

 

③For fuck’s sake「マジで、勘弁してくれよ」

これはもともと「for God's sake」からきていて「お願いだから頼むよ」という意味で、あきれているもしくは相手を非難している表現になります。

 

どれも汚いフレーズなので、是非使ってみてくださいとは言いませんが、映画では①のShite以外はそれなりに使われているので、知っておいて損はないと思います。

 

では今回は以上となります。

 

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