映画「シックス・センス」から英語フレーズを紹介します。本作は数あるサスペンス映画の中でも、特にファンの多い名作映画となっています。まさにサスペンスのお手本のような演出がされており、多くの人がまさかのオチに衝撃を受けたのではないでしょうか。
では、映画の紹介とセリフから日常会話でも使える英語フレーズを紹介していきます。
「シックス・センス」ってどんな映画?
1999年に公開されたサスペンス映画で、監督はナイト・シャマラン。彼は本作の大ヒットにより映画監督として知られるようになりました。主演には天才子役で有名なハーレイ・ジョエル・オスメント、そしてハリウッドを代表する大物俳優ブルース・ウィリス。
内容は、小児精神科の医者が亡くなった人が見えるという第6感(シックスセンス)を持った少年を助けるというものになっています。
あらすじは?
小児精神科医のマルコムは恋人と自宅でいるときに、押し入った元患者の男に拳銃で撃たれてしまいます。そして、その男は自分も拳銃で自殺。
その男は、マルコムの元患者で自分を助けてくれなかったことをずっと根に持っていました。
それから、しばらくしてマルコムは恋人との冷え切った関係に悩みながらも、精神医として生活しています。
そんなあるとき、彼は精神疾患の疑いがある少年と出会います。彼の名前はコール。学校では変な絵を書いたり、変な言動せいで「変人(freak)」扱いされていました。
マルコムは彼と会話を重ねていく中で、彼のある秘密を知ることになります。
「僕は死んだ人が見えるんだ」
2度楽しめる映画
この映画は一度オチを知ってしまった後に、再度観ても楽しめる作品となっています。
シーンの随所に伏線が散りばめられており、2度目に観たときに最初観たときには気付かなかった色んな発見があります。また、状況だけでなく人の表情にも伏線が含まれているので、2度目に観た際にはまた違った映画を観ているような感覚になります。
では、最後に英語フレーズを紹介します。
英語フレーズ紹介
I used to be
「昔はそうだったんだけどね」
"used to~"で「昔~していた」という意味になりますね。ここでは、マルコムが「昔は良い医者だった」という意味で使っています。過去形の"was"を使ってもいいような気もしますが、過去はそうだったけど今はそうじゃないニュアンスを出すために"used to"が使われています。
以下の記事でused toと過去形や現在完了形の違いを詳しく説明しているので、気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。
It doesn't seem to fit
「なんかしっくりこない」
"fit"はカタカナ英語でもよく聞くように「フィットする、合う」という意味で、着るものに対して使われることが多いですが、漠然としたことに対して使われることもしばしばあります。ここで"辻褄が合わない"というようなニュアンスで使われています。
I just could be wrong
「間違っているかもしれないけど」
"could"は"can"の過去形と覚えている人が多いと思いますが、実際は「可能性がある」という意味で使われることが多いです。自分の意見に自信がないときに、上記のように"I (just) could be wrong"で「間違えているかもしれないけど」という意味で、ネイティブはよく使っています。勿論"could"だけではなく、"maybe"も同じようなニュアンスで使えると思います。
では、今回はここまでとなります。同じくハーレイ・ジョエル・オスメントが主演を務める「ペイ・フォワード」という映画も衝撃的なラストで個人的には大好き映画の一つです。