あの映画監督クエンティン・タランティーノをもうならせたゾンビ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」を紹介します。まず、簡単に映画紹介をした後に、セリフから英語フレーズも紹介します。



「ショーン・オブ・ザ・デッド」ってどんな映画?


2004年にイギリスで公開されたゾンビ映画。日本では未公開ながらも映画ファンからは人気の高い作品となっています。内容はホラーというよりコメディ要素が強く、そこにちょっぴりラブ要素が加えられた作品となっています。

 

イギリスらしいブラックユーモアたっぷり

 

ゾンビ映画と聞けば、怖いイメージを持つかもしれませんが、この映画ではゾンビが襲い掛かってくる時でさえしょうもないジョークを飛ばしたりして、ホラー映画特有の緊張感はまるでありません。

 

本格的なホラーを求める人にはおすすめしませんが、ブラックなジョークが好きな人は気に入る作品になっていると思います。

 

日本人が大好きなクイーンの曲が使われている

 

この映画では、挿入歌としてクイーンの「Don't Stop Me Now」が使われています。ゾンビとの格闘シーンで流れるのですが、シーンとマッチしているようなマッチしていないようななんともいえない感じが非常にコミカルです。

 

最後にも、別のクイーンの曲が流れるのですが、それにはゾンビ愛すら感じます(笑)

 

 

では、最後にセリフから使える英語フレーズを紹介していきます。

 

英語フレーズの紹介

Ash is feeling a little bit under the weather

「アッシュはちょっと体調が悪いんだ」

"under the weather"で「体調悪い」という意味になります。病気と聞くと"sick"という単語使う日本人が多いですがネイティブは"sick"よりもこの表現を使うことの方が多いです。

 

また、"sick"と聞くと少し重病感があり、日本語でいう「体調が悪い」には"under the weather"がぴったりです。決して天気のことを言ってるわけではないので、ご注意ください。

 

You guys hardly got on, do you?

「あんたたちあんまり仲良くないでしょ」

"get on"で「仲良くする」という意味があります。”get on”は一般的に「乗り物に乗る」という時に使われますが、イギリスでは「仲良くする、上手くやる」という意味で使われることもよくあります。

 

What's up with her eyes?

「あの女の目、どうかしてんのか」 

”What's up(with)”で「どうかした?」という意味があります。アメリカでは「よう元気?」というようにあいさつのように使われているのは、英語学習者ならほとんどの人が知っていると思いますが、意外と「どうかしたの?」というニュアンスで使われていることはあまり知られていません。

 

”What's wrong”や”What's the matter”と近いニュアンスですが、よりニュートラルな表現です。"What's wrong"は言い方によって「文句あんのか」といった意味にもなるので、”What's up”の方が使いやすい表現となっています。

 

イギリスではあいさつとして"What's up"を使うことはありませんが、このニュアンスであれば使うことはよくあります。

 

今回はここまでとなります。ちなみに、この作品は2019年3月現在であればネットフリックスで観ることもできます。

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