名作映画「シンドラーのリスト」の紹介とそのセリフから英語フレーズを紹介します。この映画では、ドイツのナチスによって迫害されていた多くのユダヤ人を助けた実在の人物を描いたノンフィクション作品となっています。
おそらくユダヤ人がテーマ(ホロコースト)となっている映画では、一番有名な作品だと思います。では、まず映画の紹介をしていきたいと思います。
「シンドラーのリスト」ってどんな映画?
この映画は、1994年に公開された作品で、監督はスティーブン・スピルバーグ。当時の雰囲気を出すため、シーンの大部分が白黒映像となっていますが、実際そこまで古い作品というわけでもありません。
この映画では、ユダヤ人の迫害が激しかったポーランドで、工場を営むドイツ人実業家が多くのユダヤ人を死から救った話が基になっています。
あらすじは?
ナチスのよって制圧されたポーランドの街に、あるドイツ人がビジネスチャンスを求めてやってきました。
彼の名前は、オスカー・シンドラー。彼は容器工場を買い取り、そこから商売をスタートさせます。従業員は現地ではポーランド系ユダヤ人を多く雇っていました。
従業員の給与コストが安く、また有能なユダヤ人の会計士を雇ったこともありビジネスは上手くいきます。
ただ、徐々にナチスによるユダヤ人の差別が強くなっていき、彼の工場にもその影響が出てきます。
元々シンドラー自身は、ユダヤ人に対して特別な感情を持っていませんでしたが、彼らの状況に見るに堪えかねていきます。
そして彼はユダヤ人を助けるために、あるリストを作成します・・・
では、最後にセリフからフレーズを紹介していきます。
フレーズ紹介
Like what?
「例えば?」
これは、会話では必須のフレーズです。相手の言ったことに対して、具体例を求めるときに使います。日本人は"example (例)"という単語をそのようなシチュエーションでよく使いますが、"Like what?"の方が使用頻度は高いです。
Take a guess
「ちょっと当ててみて」
”guess”は「推測する」はという意味です。おそらく英語を勉強している人であれば知らない人はいないぐらい超基本的な単語だと思いますが、使い方が日本人とネイティブでは微妙に違います。
相手に「何かあててみて」というときには、単に”guess”というのではなく、"Take a guess"と言うのが一般的です。"guess"という単語は名詞でも動詞あるので、"guess"とだけ言っても文法的には正しいような気もしますが、あまりネイティブはそのような言い方はしないです。
It's up to you
「あなた次第です」
これは、「あなたに次第」という意味で、何か提案されて相手に合わせるときに使えるフレーズです。ただ、便利なあまり使いすぎると自分の意見がないと思われることもあるので、使い過ぎには注意してください。
今回はここまでとなります。