映画「ムーラン・ルージュ」から英語フレーズを紹介します。映画公開から20年近くが経ちますが、今なおミュージカル映画の中で高い人気を誇っている作品です。
とにかく言いたいまず言いたいのが、ニコール・キッドマンの美貌には脱帽ということ。特にファンというわけでもなく、ただ顔を知っている程度でしたが、この映画を観て一気にファンになってしまいました。
では、映画の紹介からしていきます。
「ムーラン・ルージュ」ってどんな映画?
2001年に公開され、主演ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマンがフランスに実在する"ムーラン・ルージュ"というキャバレーを舞台に描かれた愛の物語を演じています。
この映画の大きな特徴は、ミュージカルシーンの転調の激しさで、今まであまりミュージカル映画を観たことがない人にはなかなか強烈な印象を与えるのではないか思います。
なので、好みが極端に分かれるのではないでしょうか。
あらすじは?
イギリス出身で作家志望のクリスチャンは、自分の夢を叶えるため芸術の街パリに行きます。そこには、彼が憧れたボヘミアン(芸術的で自由)な雰囲気が漂っていました。
ある時、ムーラン・ルージュというキャバレーで働く作家たちに自分の書いた曲を披露し、それを彼らが気に入ったことから、どうにかして彼の書いたストーリーを支配人に認めさせようとします。
そんなときに、クリスチャンはムーラン・ルージュの看板女優サティーンと出会い、2人は恋に落ちてしまいます。
2人の生歌を聞くことができる
主演のユアン・マクレガーとニコール・キッドマンはどちらも大スターであることは間違いありませんが、彼らの生の歌声を聴いたことはあるでしょうか。
演技のみならず、この映画では彼らの類いまれなる歌声を堪能することができます。
ロックやポップスからの引用が多い
ミュージカル映画では、ジャズや昔の童謡など雰囲気のものが音楽として使われることが多いですが、この映画では流行りのロックやポップスなどの曲がたくさん使われており洋楽ファンにもおすすめです。
具体的には、ビートルズやマドンナ、エルトン・ジョン、ニルヴァーナ、ポリスなどの曲が使われており、誰しも知る名曲ばかりです。どれも曲もアレンジがかなり効いているので、また違ったテイストで楽しむことができると思います。
では、そろそろフレーズを紹介していきたいと思います。
フレーズの紹介
We're off to Moulin Rouge
「ムーラン・ルージュへ行く」
”be off to~”で「~に行く」という意味で、"go"と同じように使うことができます。日本ではあまり聞かないかもしれませんが、「ちょっと~に行ってくるわ」という感じで、英語で言いたい場合はピッタリのフレーズです。
また、"be off to work"で「仕事に行く」というフレーズもかなりの頻度で聞きます。
Don't you think I'm naive?
「おれが何にも知らないとでも思ってるのか」
"naive"で「世間知らずの」という意味になります。これは日本人がよく間違える典型的な単語で日本語でいう"ナイーブ"、要するに「繊細な、傷つきやすい」という意味は全くありません。
実際は「何も知らないうぶなやつ」という意味で、ネガティブな意味として使われることが多いです。ただ稀に「あどけない」といった感じでポジティブな意味で使われることもあります。
We better go
「私たちはもういかないと」
"had better~"で「~しないとまずい」という意味になります。ただ、上記のように会話でよく"had"が省略され"better"だけで使われることが多いです。
似た表現として"should"や"have to"という表現が思いつくかもしれませんが、"had better"はこれらよりも強い表現で、もしそれをやらないと、後で面倒なことや大変なことが起こる場合によく使われます。
具体的には誰かが怪我がして、病院に行った方がいいよと言う場合は"better"を使った方が自然な表現になります。もし、病院に行かないで怪我した箇所を放っておくと、あとで大変なことになるかもしれません。
では、今回はここまでとなります。