映画「ムーンライト」からいくつか英語フレーズを紹介します。この映画には今年のアカデミー賞でも話題になった同じく黒人がテーマの「グリーンブック」で助演のマハーシャラ・アリが出演しています。
今作は2017年のアカデミーで作品賞含む3部門を受賞し、高い評価を受けています。ちなみに同じの年にアカデミーにノミネートされた「ラ・ラ・ランド」は6部門を受賞しています。
では、この映画について詳しくみていきましょう。
ムーンライトってどんな映画?
引用元:www.uncut.co.uk
2017年に公開された作品で、黒人のLGBT問題を題材とした映画になっています。この映画にもLGBTがテーマとなった映画はいくつかありますが、黒人という視点からLGBTを描いた作品の中で、初めて世間から高い評価を得た映画となりました。
ストーリーとしては、低所得地域に住む黒人の少年シャロンの成長を幼少期、青年期、そして最後に大人になったシャロンという形で 描かれています。
「ムーンライト」のあらすじは?
幼少期のシャロンは、自分はどこか他人との違和感を感じ、仲間からいじめられ、母親は薬物に手を出しているという散々な環境で育ちます。そんななか、薬物売人であるファンに出会い、そこから彼は少しずつ心を開き始めます。
青年になったシャロンは、はっきりと自分がゲイであることを自覚し、そのことで周りからはホモと罵られ、母親はさらに完全な薬物中毒者になり、幼少期と同じく辛い日々を送っていました。ただ、そんな彼にも幼いころからの友人のケヴィンという存在があり、それは彼の少ない心の拠り所でした。
ある時、彼らはお互いに特別な感情を持っていることに気付きます。
といった感じでストーリーが進んでいきます。
では、そろそろ英語フレーズを紹介したいと思います。
フレーズ紹介
My bad
「悪かったよ」
ちょっとしたことを謝る際に使われるフレーズで、友人など親しい人に使われます。ただ、軽いニュアンスで使われる表現なのでシチュエーションによって相手を不快にさせることもあります。
日本語のニュアンスでは「悪かった、悪かった」といったニュアンスに近く、本当に誠意を持って謝る場合は"I'm sorry"を使ったほうがベターだと思います。
She got a crush on you
「あいつはお前に惚れてるぞ」
"get a crush on someone"で「誰かに惚れている」という意味になります。"like"とは違い、異性への好意を表すときにのみに使われる表現です。ちなみに"have a crush"も同じような意味になります。むしろ"get"より"have"を使った表現の方が圧倒的に使用頻度は高いです。
Do you feel me?
「私が言いたいことわかる?」
これは、話し相手に対して話しの理解を確認する表現で、"Do you understand me?"のカジュアルな表現で、より親しみのある表現となっています。逆に”I feel you”といえば「言いたいことはわかるよ」という意味になります。