言わずと知れた名作映画のひとつ「クレイマー、クレーマー」を英語のフレーズと併せて紹介していきたいと思います。親子でフレンチトーストを作るシーンは、心に残る感動シーンです。
クレイマー、クレイマーってどんな映画?
この映画を聞いたことがない人のために、簡単に内容を説明すると、
1979年に公開されたアメリカ映画で、アカデミー主要5部門も受賞した大名作です。主演がダスティン・ホフマン(卒業、レインマン...etc)ヒロインがメリル・ストリープ(プラダを着た悪魔、マディソン郡の橋...etc)
※ちなみに英語ではクレイマーVS(ヴァーサス)クレイマーと発音しないと伝わりません。
あらすじは?
内容としては、とある3人家族の話で。
妻のジョアンナが、家庭を顧みない夫テッドに対して嫌気が差し、息子のビリーを置いて、出ていくところから始まります。
そこから、仕事一辺倒だったテッドが、息子のビリーと二人で生活することになります。
ただ、今まで仕事を優先してきたテッドにとって息子との家庭生活は簡単なものでは、ありませんでした。ますます仕事は忙しくなる上に、学校の送り迎えしないといけない。
イライラする中で、ビリーに対して冷たく当ってしまいますが、それでも時間とともに、親子との絆を深めていきます。
そんな中、家出していた妻のジョアンナが現れ、物語は急展開していきます。
気になった方は、是非チェックしてみてください。
フレーズ紹介
では、映画の中に出てくる2つの表現をご紹介したいと思います。
まず一つ目がテッドが口癖のようにいってる
That's terrific!!
「すごいじゃないか」「やったじゃないか」
このセリフは初めて息子が自転車に乗れたときに言っているフレーズです。
本来”terrific”は恐ろしいという意味の形容詞なのですが、
会話の中では、「すごい」というような良い意味で使われます。
次のフレーズは
It has nothing to do with ○○○○
「それは○○○○とは関係ない」
ちょっと長ったらしい文ですが、めちゃくちゃ頻出表現です。どんなドラマを見てても一話毎に1回は、誰か言ってるんじゃないかと思うぐらい。
このフレーズが登場するシーンはある夜に、テッドが息子を寝かしつけようした時に
ビリー:Are you going away? 「お父さんも出ていくの」
テッド:I'm staying here with you「 お前といるよ」
:You can't get rid of me that easy「 そんな簡単にパパを追い出せないぞ」
ビリー:That's why Mommy left,isn't? Cuz I was bad 「僕が悪い子だからママは出て行ったの」
テッド:is that what you think 「そう思うか?」
:No.That's not it, Your Mom loves you so much 「違う、ママはお前のこと愛しているよ」
:and the reason she left has nothing to do with you 「出て行ったことはお前とは関係ないよ」
最後の文は
「彼女が出て行った理由はあなたとは関係ない」という意味になります。
定型文と当てはめると
It (the reason she left) has nothing to do with ○○○○(you)
となります。
まわりくどい言い方にきこえますが、
日常会話では毎日のように聞くぐらいの表現なので、是非覚えて使ってみてください。