映画「her 世界でひとつの彼女」とそのセリフから英語フレーズを紹介します。SF恋愛というくくりの映画ではありますが、なかなかリアルティのあるストーリーで、遠い未来というより本当に近い未来には現実として起こりそうものになっています。

 

同じくSFテーマに描いたイギリスの海外ドラマ「ブラックミラー」が好きな人は、おそらく気に入ると思います。

 

では、詳しい映画の紹介をしていきます。



「her 世界でひとつの彼女」ってどんな映画?

2014年に公開された映画で、人間が人口知能に恋に落ちるという物語になっています。アカデミー賞には5部門でノミネートされ、脚本賞を獲得しました。

 

ヒロインであるスカーレット・ヨハンソンは声のみでこの映画に参加しています。

 

あらすじは?

 

近未来のロサンゼルスで働くセオドアは、妻と別れて意気消沈していた。

 

そんなとき、OS(オペレーティングシステム)という会話できるというサービスを知ります。これはいわゆる、人工知能というもので、人間が言ったことに対して意味を理解して会話をしてくれるもの。

 

セオドアは、早速そのOSをインストールする。すると、女性が話しPC通して話しかけてきた。彼女の名前はサマンサ。

 

最初は、彼のPCのメールのお知らせやデータの管理をお願いしていましたが、徐々に彼は彼女の魅力に引き込まれていきます。サマンサも自分が人工知能ということを自覚しながら彼に惹かれていきます。

 

単なるロボット恋愛とは違う

 

ここまで、聞くとなんとなく、持てない男が現実世界とは別に理想の彼女を作るというありがちなストーリーを想像しそうですが、この映画は少し異なります。

 

人口知能とはいえサマンサには感情があり、彼の発言から様々な彼女自身にも変化が生まれます。

 

人間が開発した人工知能ですが、人間が思うようにコントロールできるわけないということがわかります。

 

サマンサは体を持った人間ではないという視点から、様々な感情が生まれていく過程が観ていて引き込まれました。

 

では、セリフからフレーズを紹介していきます。

フレーズ紹介

Come, spoon me

「こっちにきて、ギュってして」

"Spoon me"はスラングのようなもので、恋人などの親しい人が後ろから「ギュとする」という意味になります。文字で説明するよりも写真でみればすぐにわかってもらえると思います。

基本的に女性が言う表現で、男性が言っているのはあまり聞いたことがありません。

 

You're kind of nosey

「ちょっとおせっかいだよ」

"nosey"で「おせっかいな」という意味になります。"kind of"は「ちょっと」という意味ですね。

 

What's your problem?

「何が気に入らないの!」

直訳すると「あなたはの問題は何?」となりますが、実際は相手の対して不満をぶつけるときに使う表現です。英語には、直訳だけだとニュアンスがつかめないことがフレーズよくあります。似たフレーズとして

 

What's that supposed to mean?というものがあり、これも直訳すると「どういう意味ですか?」となりそうですが、実際は「どういう意味やねん、コラ」という意味で、これも相手の発言が失礼だったときに使うフレーズです。

 

今回はここまでとなります。この作品はアマゾンプライムやhuluで観ることができます。

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