人気映画「グレイテスト・ショーマン」から英語フレーズをシェアします。最近は本作と同じくミュージカル映画の「ラ・ラ・ランド」などの人気からミュージカル映画の人気が再燃しているような気がします。
では、最初にどんな映画なのか紹介したいと思います。
グレイテスト・ショーマンってどんな映画?
2018年に公開された映画で、実在したP・T・バーナムという人物の生涯を描いた作品となっています。主に彼が設立したサーカス団についてミュージカル風に描かれています。ちなみに、映画の核となるシーンは事実に基づいている部分が多いようです。
具体的には小人病の人を見世物にしたり、ヨーロッパの有名歌手をイベントに出演させたり、女王に面会したりなど、もはやノンフィクションといってもいいぐらいです。
グレイテスト・ショーマンのあらすじは?
仕立て屋の息子として生まれたバーナムは、身分違いである良家の娘であるチャリティと恋仲になります。その後、大人になった彼らはその恋心も実らせ結婚し、2人の子供に恵まれます。
そんななかバーナムが勤めていた貿易会社が倒産しています。そこで、彼はおもいきって銀行からお金を借り世界の珍しいものを集めた展示会のようなものを開くことにします。ただ、あえなく失敗に終わります。
その後、小人症の男に出会ったことから一見世間から奇異の目で見られるようなユニークな人物を集めてサーカスのような見世物をすることを思い付きます。
これが思い外大ヒットし、劇場は観客で埋め尽くされます。ただ、中にはそれを良くとらない人もおり、徐々に色んな問題が発生していきます。
では、そろそろ映画内のセリフから英語フレーズを紹介したいと思います。
英語のフレーズ紹介
Never slurp
「音を立ててはダメよ」
「何かやってはダメ」と命令するときに"Don't 動詞"を使うことは多くの方が知っていると思いますが、”Never 動詞”でも「絶対やったらダメ」という意味になります。”Never”の方がより強い表現になりますが、結局のところに言い方にもよるので、あまりどちらを使うかは意識せずに両方を使うことをおすすめします。
That's enough
「もう十分だろ」
"enough"で「十分な」という意味になります。これは、決まり文句のように使われることが多く、どちらかといえばネガティブ場面で使われることが多いです。映画などでは喧嘩のシーンでよく聞くフレーズとなっています。もちろん、文脈によっては単に「もう十分だよ」というにも風にも使えるので便利な表現です。
Can I buy you a drink?
「一杯おごらせてくれよ」
これも、お決まりフレーズで、男性が女性を飲みに誘ったり、バーで女性としゃべる口実によく使われていることが多いです。
この映画では、バーナムが劇作家フィリップをスカウトする際に使われたフレーズとなっており、ナンパような場面だけでなく、何かお願いごとがある前提でお酒をおごる場面に使われることがわかると思います。
ちなみに、"drink"という単語にはお酒の意味が含まれています。日本人は「お酒を飲む」というときに "drink an alcohol"と言いがちですが、実はこれは不自然な表現なんです。
"drink"にはそもそもお酒という意味が含まれているので、alcoholという単語は不要です。"drink"の他に具体的に飲み物が言及されていない場合は常にお酒のことを指します。
日本でも「飲みに行く?」という言い方をするときであれば、誰も"ジュース"を飲みに行くとは思わないですよね。そういうことです。
というわけで、今回はここまでとなります。