映画「エリン・ブロコビッチ」から気になる英語フレーズを紹介します。ある女性が裁判で多額の和解金を勝ち取るといういかにもアメリカらしい作品です。その金額はなんと3億3300万ドル。日本円に換算すると350億円近くになります。多額の和解金ということもありアメリカでは非常に注目を浴びた裁判になりました。

 

この映画はよくある訴訟映画のように裁判シーンが頻繁にあるわけではないので、法律映画が苦手な人でも十分に楽しめる作品になっていると思います。

 

では簡単に映画の内容に触れてから、セリフで使われていた英語フレーズを紹介していきます。



エリン・ブロコビッチってどんな映画?

2000年に公開された作品で、エリン・ブロコビッチという実在する女性を描いた実話で、ジュリア・ロバーツが主演となっています。

 

学歴も実績もないシングルマザーのエリンが自分の交通事故きっかけに法律事務所で働くことになり、そこである企業に対して公害訴訟を起こし莫大な和解金を勝ち取るという話です。

 

あらすじは?

 

3人の子供も女で一人で育てるエレンがある時、交通事故に巻き込まれます。自分にはほとんど非がなかったにも関わらずに、定職を持っておらず社会的信用がなく相手が医者で、さらに裁判では暴言を吐くなどしてしまい、楽勝と思われた裁判に負けてしまいます。

 

彼女はその裁判の弁護弁への怒りが収まりません。そこで彼女は彼の法律事務所で雇うことは無理強いします。

 

弁護士も罪悪感からか彼女を事務所で雇うことにしました。

 

あるときは、ある巨大企業がある住民の家を買い取るという書類を目にし、不可解な点を見つけそこから大企業との闘いが始まります。

 

英語フレーズ紹介

I was pulling out

「車を合流させてたの」

"pull out"で「合流する、引き抜く」などの意味があります。セリフでは車の運転中のことを言っているので、「合流する」という意味なります。車の運転といえば"pull over"で「路肩に止める」という表現もかなり頻繁に聞くフレーズです。

 

Don't make me beg

「こんなことさせないで」

直訳すると「私にお願いなんてさせないで」となりますが、実際は「恥をかかせないで(こんなお願いをさせるような)」といった感じで使われます。

 

I'm not a good judge of character 

「私は人を見る目がないわ」

"be a good judge of ~"で「~の見る目がある」という意味になり、a good judge of characterで「人の見る目」という意味なります。映画内では主人公のエリンがまともなベビーシッターを雇えないことに対してのセリフになります。

 

 

というわけで、今回はここまでとなります。クールなジュリア・ロバーツの演技は男からみても芯が通っており恰好良いです。新しい彼女の一面が見れる作品となっています。