レオナルド・ディカプリオ主演の映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を紹介します。ストーリーはいうまでもなく素晴らしいのですが、それが事実が基になっているというからさらに驚き。助演のトム・ハンクスもいい味を出しています。
では、映画の紹介と英語フレーズの紹介をしたいと思います。
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ってどんな映画?
2002年に公開された映画で、監督はスティーブン・スピルバーグ、主演はレオナルド・ディカプリオ、助演にトム・ハンクスという豪華な顔ぶれとなっています。
内容は様々な詐欺行為を働く男とそれを追う刑事の物語で、実際に実在したフランク・アバグネイルという人物の自伝小説「Catch Me if You Can」が基となっています。
あらすじは?
主人公のフランクは両親に愛されて育ちますが、ある時父親の事業が傾き、母親は父親との離婚を決意し、そこから彼の人生が大きく変わっていきます。
失意の中、家を飛び出しますが、一文なし。そこで小切手を偽造することで不正にお金を得ることを考え付きます。
ただ、そんなに上手くいきません。そんなとき、街中でパイロットの姿をした人たちが周りから尊敬のまなざしをうけていることに気付きます。
そこで、彼はパイロットに扮して偽造した小切手を使うことでまんまとお金を得ることに成功します。
そこから様々な詐欺行為を働くようになり、徐々にFBIからマークされるようになります。その逃亡劇がこの映画のメインストーリーとなっています。
「捕まえれるもんなら、捕まえてみろ」
では、そろそろフレーズを紹介していきます。
英語フレーズの紹介
call a truce
「休戦を申し込む」
”truce”で「休戦」という意味になります。カタカナで"トゥルース"というと「真実」という意味の"truth"が思い浮かびますが、意外と"truce"もよく使われる単語なので知らなかった方は是非覚えてみてください。
同じく”truce”を使った表現として"make a truce"というものもあり、これは「停戦する」という意味になります。停戦というと戦争などに使うような響きですが、日常のいざこざにもよく使われます。
One way or another
「どうにかして」
直訳すると「ひとつの方法もしくがもうひとつで」となりますが、ニュアンスとしては「なんとしてでも」といった感じになります。
似た表現として"somehow"「なんとかして」という表現もありますが、これには「なんとしてでも」といったほどの強いニュアンスはありません。なのでニュアンスによってどちらかを使い分けてください。
taking into account~
「~を考慮すると」
"take into account"で「考慮する」少しややこしいイディオムかもしれませんが、日常会話でも比較的よくでてきますし、TOEICなどでも出てくるぐらいなので、覚えておいて損はないと思います。
せっかくなので最後に、混同しやすい詐欺にまつわる英単語のいくつか紹介したいと思います。
・fraud
「詐欺」
多額のお金を騙しとる詐欺行為を意味します。個人間というよりも銀行や会社といった大規模なお金が動く場所で、起こった詐欺によく使います。
・scam
「詐欺」
あれ?これも「詐欺」と思ったかもしませんが、こちらは"fraud"に比べるとやや犯罪性が低く、ネット詐欺などちょっとした詐欺行為に使うイメージです。また、必ずしも犯罪行為とは限らないです。
・rip-off
「ぼったくり」
おそらくこの単語が一番馴染みがあるものではないでしょうか。何か買い物をしようとした際に、詐欺とまでいかないにしても、商品が価格に見合わないときに使えます。
今回はここまでとなります。ちなみに本作はアマゾンプライムやU-NEXT、huluで観ることができます。どれも無料トライアル期間でも観ることができます。