映画「バタフライ・エフェクト」から便利な英語フレーズをいくつか紹介します。この映画のタイトルの意味は、バタフライ(蝶)の羽ばたきでも遠方の気象に影響与えるのではないかという理論から名付けられました。
簡単に言うと、小さな変化でも大きな変化を生むといったところでしょうか。
では、早速映画の紹介と英語フレーズを紹介していきたいと思います。
バタフライ・エフェクトってどんな映画?
2004に年に公開された作品で、監督および俳優は無名でありながらも、アメリカでは大ヒットしました。日本でも人気の高い作品で好きな映画ランキングではよく上位にランクインしている気がします。
内容は、過去に戻り人生をやり直すというものです。ただ、やり直す度に周りの誰かが不幸になってしまう。そのため、何度も過去を書き換えていきます。
あらすじは?
主人公であるエヴァンは幼少期から記憶障害に悩まされていました。
そんな彼が医師のすすめで毎日の出来事を日記に記すようになりました。その甲斐あってかエヴァンの記憶障害の症状は治まっていきました。
そして、月日は流れ大学生になったエヴァン。ある時、今まで書いていた日記に目を通した際に過去にタイムスリップしてしまいます。
なぜかエンディングはオアシス
監督、俳優は無名にも関わらず、エンディング曲にはイギリスの国民的バンドオアシスの名曲「Stop Crying Your Heart Out」が使われています。
世界的に人気高いオアシスですが、アメリカではあまりが人気がないとよく聞くので意外なチョイスかなと思います。
では、最後にセリフから英語フレーズを紹介していきます。
英語フレーズの紹介
I get the point
「言いたいことはわかるよ」
"point"は「言いたいこと、要点」という意味になります。上記のフレーズは、詳しい内容だったり内容に同意するかは別として、相手の言いたいことを理解したときにいうものになります。
また、こちらの言いたいことが伝わらず、再度言い直すときに"My point is ~"という使い方もできます。
Look what you made me do
「お前のせいだよ」
文字通り訳せば「見て、あなたが私にさせたこと」となりますが、この訳ではいまいち本来のニュアンスが出ていません。テイラースウィフトの曲にもあるということで多くの方が上記のような訳をしていますが、少しずれていると思います。
というのも直訳のままだと単に「見て、あなたが私にさせたこと」つまり、良いことを言っているのか悪いことを言っているのかはわかりません。しかし、このフレーズは本来相手を非難する際にのみ使うフレーズなので、日本語に訳すなら「おまえのせいで(私がこんなことになった)」と訳すのが近いニュアンスになります。
I thought you were someone else
「客かと思ったわ」
これは人違いをした時に使うフレーズで、友人だと思い声をかけたら見ず知らずの他人だった場合によく使います。
映画では、売春婦になってしまったヒロインが主人公に言ったセリフになります。相手が他人でなくても自分が想定した人物でなかった場合であれば、誰にでも使えるフレーズです。
では今回はここまでとなります。