映画「6才のボクが、大人になるまで」から英語フレーズを紹介します。この映画は、12年という長い年月を同じキャストで撮り続けたという非常に珍しい作品になっています。なので特殊メイクなどではなく、登場人物の実際の成長を垣間見ることができます。

 

では、映画の詳しい紹介と日常会話で使える英語フレーズを紹介していきます。



「6才のボクが、大人になるまで」ってどんな映画?

 

2014年に公開された作品で、冒頭でも触れたように12年間という長い歳月をかけた撮られており、特に主役の少年が大人になっていく姿がリアルに描かれています。監督は「スクール・オブ・ロック」で知られるリチャード・リンクレイター。本作では数々の映画を総なめにしました。母親役のパトリシア・アークエットはアカデミー助演女優賞も獲得しました。

 

本作は、アメリカの家庭を忠実に描いた作品になっていると思います。良くも悪くも映画らしいド派手な設定もなければ、どんでん返しのようなサプライズはありませんが、普通の人が12年も過ごしていれば起こりえる程度の出来事がただ起こるだけです。

 

そう聞くと退屈そうに聞こえるかもしれませんが、この映画のように人の人生って簡単にハッピーエンドとかバッドエンドって決めれるものじゃないと思うので、そういう意味で自然と心に入ってくる映画でした。

 

なので、ただ奇想天外なストーリーを期待している人にとっては退屈な3時間になるかもしれませんが、この映画の良いところは素朴感とリアル感なので、そこを踏まえた上であれば楽しんで観れるのではないかと思います。

 

英語学習に最適な映画

 

今まで2000本以上映画観てきましたが、その中でも特にこの映画は英語学習に向いていると思います。理由としては大きく2点あり1つ目が比較的簡単な英語が使われているということ、2つ目は日常会話で使える自然な表現がたくさん出てくるということです。

 

この映画では、子供の頃のシーンが多いので比較的簡単な単語が使われていたり、言動のニュアンスが雰囲気や態度から読み取りやすくそこまで高い英語力がなくても理解しやすい。

 

また、映画でよくありがちなくさいセリフなどがなく本当に日常会話で使われている英語を聞くことができます。

 

このブログでもたくさん映画から英語の知識をシェアしていますが、正直映画を英語で理解するというレベルはかなり上級者でないと難しいです。なので、いかに理解しやすい映画を使って英語学習に役立てるかというのが大事だと思います。そういう意味でも、この作品は映画としてだけでなく英語学習という面でも素晴らしいものになっています。

 

では、実際セリフから使えるフレーズを紹介していきます。

 

英語フレーズの紹介

What are you guys up to?

「今から何するの?」

これは、相手のこれからの予定を尋ねるときに使うフレーズです。ここでは、兄弟2人に対してのフレーズとなっているので、"you guys"が使われていますが、"What are you up to?"が基本形となります。日本ではあまり聞くことのない表現ですが、アメリカでは毎日使うぐらいの超基本表現なので、知らなかった人は絶対に覚えてほしいフレーズです。

 

It's not a big deal

「大したことじゃないよ」

"deal"には、様々な意味がありますがここで「問題」という意味で、上記のフレーズで「大したことではない」という意味になります。肯定文よりもこの否定形で使われることの方が圧倒的多いです。

 

この表現もアメリカでは毎日聞くといっても過言ではないぐらいの基本表現なので、もし知らなかったら是非覚えてほしい表現です。

 

It's so cheesy

「それはかなりくさいよ」

"cheesy"とは「安っぽい、くさい」というネガティブな意味として使われることが多い表現です。もちろん、ここでの「くさい」は臭いのことではなく「大げさな」という意味です。ただ、文字通り「チーズっぽい」という意味で使えば臭いのことを指します。

 

 

では、今回はここまでとなります。

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