映画「ブルース・ブラザーズ」から英語フレーズを紹介。公開から40年近く経った今でも多くの音楽ファン愛されるおバカコメディムービー。アクションありミュージカルあり、笑いもありと観ていると爽快な気分になります。

 

また、音楽面においてもジェームズ・ブラウンやレイ・チャールズなど歴史に残るような大物ミュージシャンが多数出演おり、音楽好きにはたまらない映画となっています。

 

では、まず映画の紹介をしてから、最後にセリフから英語フレーズを紹介します。


「ブルース・ブラザーズ」ってどんな映画?

1980年に公開された作品で、アメリカの長寿番組「サタデー・ナイト・ライブ」出演していたジョン・ベルーシとダン・エイクロイドが主演となり撮られた映画になります。

 

出演者はジョンとダン以外にジェイムズ・ブラウンやレイ・チャールズ、アレサ・フランクリンといったアメリカのリズム&ブルースを語るうえで欠かせないアーティストが出演しています。映画では実際に彼らの歌声を聴くことができます。

 

内容は、悪ガキ兄弟が財政難の孤児院を救うために色んな悪事を繰り返しながら、ライブをしてお金を稼ぐというものです。

 

あらすじは?

 

強盗の刑期を終えたジェイクを迎えに弟のエリウッドが迎えに行くシーンからこの物語は始まります。

 

ジェイクを車に乗せてから向かったのは、彼らは幼少時代に二人がお世話になった孤児院を訪ねます。

 

そこで、その孤児院が税金が払えず施設の存続が難しいということを修道女から聞き、そのお金を工面するためにバンドを組みライブして、お金を得るために旅に出ます。

 

その旅の途中には、警察やナチス団体、謎の女などさまざまな人が彼らを追いかけてきます。

 

果たして彼らは、無事ライブをしてお金を稼ぎ、孤児院を救うことができるのか・・・

 

とにかく痛快

 

アクション映画といえば、敵との攻防でハラハラドキドキするシーンが多いと思いますが、この映画は主人公の二人がおもしろいほどに敵を打ち負かしていきます。

 

リアリティにはやや欠けますが、ただひたすら観ていて気持ち良いです。また、カーアクション映画でも、そこまでないだろ!と思うぐらい車が破壊されていきます。

 

また、どんな危機的状況にも動じない彼らのシュールさがツボになります。どうしてもアクション映画だと、リアクションが大げさになることが多いと思いますが、彼らは一見おバカなことをやっているようにみえてどこか真面目なイメージを受けます。

 

なので、アクション映画やミュージカル映画があまり好きじゃない人でも十分楽しめる作品になっていると思います。

 

では、最後にセリフからフレーズを紹介していきます。

 

英語フレーズの紹介

What do you say?

「どう思う?」

直訳では「あなたは何を言う?」となりますが、実際は自分が言った提案に対してどう思うか?聞くときのフレーズになります。ただ、"What do you think?"とはニュアンスが少し違うので注意が必要です。

 

"What do you say?"は相手の考えを聞くというより、こちらの提案が良いか悪いかを尋ねるときに使います。具体的には、何か予定やプランについて話すときに使われます。なので、例えば日本の政治ついてどう思うか?と聞く場合などは、What do you think(about Japanese politics )が使われます。

 

You're really up shit creek

「ヤバい状況ですね」 

この表現は "be up the creek without a paddle"「窮地に立たされている」という表現が基なっています。直訳すると「川に船を漕ぐための櫂を持たずにいる」となり、要するに"危機的状態"にあることを意味します。

 

ただ、上の文のように"paddle"の部分が省略されて使われることが多く、さらに"shit"をつけてスラング風に言う場合があるようです。なので、あえて「ヤバい状況」というに訳しました。

 

Don't yell at me

「怒らないでくれよ」

"yell"で「怒鳴る」という意味で、日本語でいう「(誰かに対して)怒る」に近い表現になります。ただ、日本語の「怒る」には幅広い意味が含まれているため、ぴったり合う英語がないので、状況に合わせて違う英語表現を使わないといけません。

 

例えば、自分が怒っているというときは"be angry or mad"という表現を使いますし、親や先生が子供を躾けるために怒る場合は"scold(叱る)"を使ったりと、英語では日本語の「怒る」とは違い、シチュエーションによって使い分けないといけません。

 

僕自身、"怒られた"という時は"be scold"という表現を昔よく使っていましたが、大人が使うには不自然な表現になるので注意してください。

 

 

では、今回はここまでとなります。