引用元:Netflix
今回は、ネットフリックス製作で話題の映画「バードボックス」を紹介します。ネタバレしない程度にあらすじを紹介しながら、この映画の魅力を話していきたいと思います。
また、最後には映画で使われていたセリフから英語フレーズも紹介します。
バードボックスってどんな映画?
この映画は冒頭にも触れたようにNetflix製作の映画となっており、日本での映画館での公開はなく、ネットフリックスのみで視聴が可能です。
最近のネットフリックスの勢いを象徴するような作品で、配信から"7日間で4500万人"が視聴というとんでもない記録を打ち立てました。
このブームによって"バードボックスチャレンジ"といって目隠しで色んなチャレンジする人が現れ、危険行為が問題視される程です。
映画の主演を務めるのは、アカデミー主演女優賞を獲得したことがある大物女優サンドラ・ブラックで、彼女の今まで代表作には「しあわせの隠れ場所」「ゼロ・グラビィティ」などがあります。
ジャンルとしては、SFスリラーといった感じで、作風としては「シックス・センス」「ヴィレッジ」で有名な監督ナイト・シャマランに近い物を感じました。
どこか見えない恐怖感の描き方が通じるものがあります。
バードボックスのあらすじは?
まず、この映画では時間軸がずれた2つのストーリーが交互に転換されています。
1つ目が主人公のサンドラブロック演じるマロニーとふたりの子供が”目隠し”をしながら川を渡り、どこかを目指すもの。
2つ目が、マロニーがなぜ、ふたりの子供を抱えて目隠しをするようになったのか遡るストーリー。
ネタバレしない範囲で簡単にいうとあるものを見てしまうと、良くないことが起こります。
また、異常時における人間の信用関係というものも描かれています。
張り詰める閉塞感やストーリーなどが、映画「ハプニング」と酷似しているとも感じました。
見てはいけない正体とは?
目隠しをしてまで、見てはいけない何かが、この映画の中では人々に襲い掛かってきます。
その正体を見てしまうと、それはイコール死を意味し、物語の最後まで生き残る人はそれ自体を見ることはありません。
なので、視聴者は主人公同様、それを見てしまった人々の表情や行動の狂気から、間接的に見てはいけない正体の存在感を植え付けられます。
秀逸なのはオチ
こういった見えない恐怖を描いたりするような作品は個人的にあまり好みではないのですが、オチの素晴らしさは秀逸で、それだけでも十分評価に値すると思います。
この手の映画のオチは、わけのわからないオチだったり、どうしようもないバッドエンドで終わることが多く、映画を観終わったのに、モヤモヤすることが多いので、その点この映画はすっきりした終わり方だったと思います。
映画の紹介はここまでなので、気になった方は是非チェックしてみてください。
では、セリフからフレーズの紹介していきます。
英語フレーズ紹介
I'm not running the light
「信号無視はしないわ」
これは、妊婦である主人公マロニーの妹が言ったセリフです。"run the light"で「信号を無視する」という意味になります。知っている方も多いと思いますが、"light"は「信号」を意味します。
Wishful thinking
「私の希望では」
これは決まり文句で、一般的に「希望的観測」と訳されることが多く、あくまで言った人の希望であったり、少し希みが薄い場合に使われるフレーズです。控えめな希望をいう時にも使えます。
映画では、主人公マロニーの妹が生まれて来る赤ちゃんを"彼女"と呼び、つまりの女の子であると断定して話をしたときに、「どうして、そう思うの?」マロニーが尋ねたときの返答になります。
では、今回はここまでとなります。