今回は名作映画「アメリカンヒストリーX」を紹介しようと思います。実はこの映画は、僕自身高校生のころに一度観たんですが、内容が素晴らしく10年以上経った今でも内容を覚えているぐらいのインパクトがありました。

 

そして、このタイミングで皆さんにこの映画を紹介しようと思ったのは、今アメリカ中を席捲している人種問題の報道を観たからです。はい、シンプルです。でもそんなときだからこそより心に刺さるのではないか思います。正直、映画にハッピー感だけを求める人にはおすすめできない映画ですが、個人的にすごく好きなタイプの映画です。

 

では、前置きが長くなりましたが、いつもように映画紹介とセリフから英語フレーズを紹介していきたいと思います。

 

映画「アメリカンヒストリーX」ってどんな映画?

 

1998年に公開されたアメリカ映画で、アメリカの人種問題をテーマとした作品となっています。主演はエドワード・ノートン(ファイト・クラブ、バードマンなど)、エドワード・ファーロング(ターミネーター2)となっています。ちなみに、エドワード・ノートンは本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ演技力を高く評価されています。

 

内容としては、白人至上の考えを持つ兄弟の話で、ある時兄が黒人を殺してしまい刑務所に服役することになり、そこから異なる人種に対しての考え方に変化していくというものです。

 

ただその中にも、理想論だけでは語れないカオスなアメリカの事情が少し伺い知れます。

 

アメリカの人種問題は日本人にはわからない

 

この映画で描かれているような人種差別はまず日本にはないと思います。正直アメリカの人種問題ってほんとの意味で理解するのは日本で生活する日本人には無理ではないかと思います。個人的に、なぜアメリカメディアがそこまで人種問題を取り上げるのかわからないです。

 

過去には法律で黒人は奴隷として働かれされた歴史があり、今でもその名残は多少あるのかもしれません。とはいえ今の時代、そこまであからさまに黒人を差別すると冷たい目で見られるから何の理由もなし理不尽な差別があるとは思えない・・・アメリカにたった半年しか住んでない、しかもかなりリベラルなシアトルに住んでいた僕が言っても何の説得力ないのはごもっとですが。

 

権力を持った白人が貧しい黒人に対して、理不尽な行動をとる。このように報道した方がアメリカ人の関心を引くことができるからそのようにしてるんじゃないかと思ってしまいます。

 

2020年6月現在問題になっているジョージ・フロイドさんの事件では、警察側が一方的に叩かれ過ぎていると個人的には思います。事実を知らない多くの人が”白人警察官が行き過ぎた行動で無実の黒人を殺した”という感じのメディアやSNSの情報で、物事を決めつけているように感じます。

 

そもそもこの黒人の男性が偽札の使用を疑われたり、過去に犯罪歴があったという情報もあるにも関わず、亡くなったというショッキングな出来事にばかりがフォーカスされており、そもそも犯罪を取り締まる警察が犯罪者の可能性が高い人物を厳しく取り締まったという至極真っ当な事実が忘れられているような気がします。もちろん死ぬまで喉を絞めつける行為を肯定しているわけではないですが。

 

白人警官だって街の安全のためにとった行動には違いないのではないでしょうか。偽札が世の中に蔓延していいのか?覚せい剤を使用した人が運転した車が公道を走っていいのか?

 

もちろん、ただ道で歩いていた黒人男性がいきなり白人警官から暴行を加えられたとかだったらわかりますが・・・

 

デモ活動うんぬんなんかより、もしアメリカ住んでいるだったら各個人がシンプルに周りの有色人種の人たちにやさしく接すればいいだけじゃないの?という考えは浅はかなのでしょうか。日本で考えても在日外国人を良くないと思わない人は一定数いるわけでそんな人たちに差別はダメだ!なんて言ったところで意味ないのでは?思いますし

 

すいません。少し脱線が過ぎました。ここまでの内容はあくまで、アメリカのことを大して知らない日本人の戯言として思ってもらえると幸いです。

 

 

では、最後にセリフから英語フレーズを紹介していきます。



英語フレーズの紹介

Name your price

「掛け金は自分で決めていいぞ」

これはバスケ場で、試合の勝ち負けに掛け金について言っているフレーズで、ここでは"price"が"掛け金"という訳になっていますが、実際は「値段は決めていいよ」って感じで覚えてた方が、無難に使えると思います。

 

 

Not just today, for good

「今日だけじゃなくこれからずっと」

"for good"で「これからずっと」という意味になります。"forever"と似ていますが、"forever"はずっと前から続いている感があるのに対し"for good"はこれからずっと、言い換えると今この瞬間からという感じのニュアンスがあるので少し意味が異なってくるので、それぞれの使い方は気を付けてください。

 

No bitching

「文句はなし」

"bitch"といえば、英語では日本語の響きほど悪いものではなく、単に「嫌な女」という感じで、性的な意味を特に含まずに使われているというのはある程度英語に親しみのある人であれば知っていると思いますが、実は"bitch"にもうひとつ意味があるのを知っている人はそんなに多くないのでは?

 

"bitch"には「グチグチ文句を言う」という意味もあります。”complaint”と似た感じですね。ただどちらの使い方にせよ僕たちのようなノンネイティブが”bitch”という単語を容易く使うのはおすすめしません。知識として知っておけば映画やドラマのセリフを楽しむことができるので、個人的にはそれぐらいで充分ではないかと思います。

 

 

 

They're all fucking freeloaders

「あいつらは全員たかり」

"freeloader"で「たかり」という意味になります。直訳からもイメージしやすいように、自分でお金や犠牲を払わずに他人の蜜を吸っている人のことを指します。いますよね、ご飯食べに行ってもいつも自分では払わず人にばかり払わせる人。そういう人たちのことです。

 

I don't give two shits about you ~

「おめぇのことなんてどうでもいいんだよ」

アメリカ映画やドラマを観ていると"I don't give a shit"という表現はよく出てきますが、意味は「んなことはどうでもいい!!」という感じで"I don't care"をさらに3倍ぐらい失礼にした感じの表現です。

 

ただここでは"a shit"ではなく"two shits"となっています。このセリフではどうでもいいと言っていることが一つではなく複数あるので、そのためshitsが複数形になっているのかと最初は思いましたが、言及している内容自体がそもそも2つではないため数は実際はあまり関係なく、単なる強調表現になるようです。

 

ただ"I don't give a shit"と大きくニュアンスは変わらないと言っているネイティブの意見も複数ネットにはありました。

 

 

I'm onto you

「お前の考えていることは分かっている」

"I'm onto you"というフレーズは、相手がよくない企みをしようとしているのがわかっているときに使うフレーズです。

 

 

今回はここまでとなります。本作は2020年6月現在ネットフリックスで配信中です。もし気になった方は、是非チェックしてみてください。