映画「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」から英語フレーズを紹介します。まず、簡単に映画の紹介していきます。
「アバウト・タイム」ってどんな映画?
2014年に公開された映画で、監督は「ラブ・アクチュアリー」で知られるリチャード・カーティスとなっています。内容としてはSF×恋愛という感じですが、途中からは恋愛というよりもやや家族に焦点を当てたものになっていきます。
個人的にジャケの女優がいまいちというかブサイクに見えるし、雰囲気もベッタベタなラブストーリーに見え、観るのを避けていましたが、ただ「ラブ・アクチュアリー」と監督が同じということを知り、観ることにしました。
ストーリーはタイムトラベルの力を作って彼女を作るというところから始まり、そこから家族の絆が描かれていきます。
恋愛映画というよりラブコメ
基本的にベタベタなラブストーリーって女性の目線が物が多いと思うのですが、これは終始男目線で描かれており、良い意味でそこまでロマンチックな雰囲気なく、さらっと観ることができます。
(500日)のサマーが好きな人は間違いなく気に入ると思います。
選曲が素晴らしい
懐かしい名曲が様々なシーンで聞くことができます。日本でも流行ったt.A.T.u.やホイットニーヒューストンからベン・フォールズ、エイミーワインハウスなど多くの有名曲が使われています。
個人的には、キラーズ(USのバンド)のMr. Brightsideがすごく好きなので、かかっているのがわかった瞬間ついテンションがあがってしまいました。
フレーズ紹介
Here's the deal
「じゃあこうしよう」
"deal"には「取引、量」という意味があり、この文を直訳すると「ここに取引がある」となりますが、実際には何かを提案をするときに使います。よくあるシチュエーションとしてまとまらない議論を終わらせようとするときに使うことが多いです。
It's a such weird joke
「なんて変な冗談を」
"weird"で「変な」という意味になります。そこまで難しい単語ではありませんが、日本の英語テキストではあまり見ないです。日本では「変な」という意味は、よく"strange"が使われている気がしますが、これは「変」というより「奇妙な」というニュアンスが近く、使用頻度も圧倒的に"weird"の方が高いです。
日本語でも"奇妙"より"変"と言う言葉の方がよく使いますよね、それと同じニュアンスです。
tell you what
「そうだねーじゃあ」
会話の冒頭でよく使われる表現で、今からなにか話すことがあるときに注意を引くために使われるお決まりフレーズです。元々は、"I'll tell you what”だったものが省略され"tell you what"となりました。
意外と簡単な単語で構成されていても、直訳では若干意味が異なる表現があるので、会話の流れを意識して英語を聞くのがセリフを理解する上ですごく大事なことになると思います。
今回はここまでとなります。