親日国としても知られるトルコ、ヨーロッパとアジアに挟まれた地理ということで様々な文化が混じりあっており、独特な雰囲気を持っています。今回はそんなトルコを海外旅行に絶対おすすめする理由をシェアしたいと思います。
まず、トルコってどんな国?
首都はアンカラで、意外にもイスタンブールではありません。冒頭に言ったように、アジアとヨーロッパに挟まれた国で、西側はギリシャやブリガリアが隣接しており、東側はイラン、イラク等が隣接しています。北側にはISIS(イスラム国)が強い勢力を持っていたシリアがあります。
こういった地理的環境からトルコの地域区分は難しく、ヨーロッパとも中東ともアジアと呼ばれています。ただトルコ政府としてはヨーロッパであるということ主張しています。ちなみにユーロには2018年10月現在加盟はしていません。
国民の99%以上はイスラム教を信仰しているので、トルコはムスリム国となり、これが他のヨーロッパ国とは大きな違いになるでしょう。
といっても、他のムスリム国と比べる寛容なルールなので、服装に関して言えば、全身を覆った服を着ている女性はあまりおらず見た目はヨーロッパ人となんら変わりない人が多いです。
では、そろそろトルコの魅力についてお話していきたいと思います。
トルコを絶対おすすめする理由
トルコ航空のサービスがすごい
イスタンブールは地理的状況から日本からヨーロッパやアフリカへ格安航空便の経由地として機能しており、そんなときにお世話になるのが、トルコ航空 。
値段の安さに反して、機内食がとても美味しいと評判です。しかも、乗り継ぎ便であれば、機内食を食べる機会も多いのでとてもお得です。
さらに、乗り継ぎ便の方限定 (6時間以上24時間以内) ですが、空港から無料のツアーに参加することができます。ツアーは毎日催行されており、事前申し込み等も不要で、空港に到着後トルコ航空のカウンターに行けばその場で申し込みができます。
無料だからしょぼいと思うかもしれませんが、イスタンブールの主要な観光地を巡る上に、食事まで出ます。もし乗り継ぎで街への観光を考えている方は、申し込んでみてはどうでしょうか。
観光地の世界観が圧倒的
トルコには世界遺産がいつかありますが、他の国とは一線を画すものが多いです。観た瞬間に、トルコだとわかる独特なものばかりです。では、早速紹介していきます。
①ブルーモスク
イスタンブールの中でも、ひときわ目立つこのモスクは正式名称はスルタン・アフメット・ジャミイといい、英語での通称としてはブルーモスクと呼ばれています。この幻想的なシルエットはファイナルファンタジーの世界のようです。
中には無料で入ることができます。ただ本来ここはモスクとして機能しているので、お祈りの時間には多くのイスラム教徒であふれています。
②パムッカレ
これも多くの方が見たことがあるのでないでしょうか。パムッカレ(トルコ語で「綿の城」)と呼ばれる場所です。これは湧き出た温泉成分の石灰が固まってこのような階段になって、そのうえに湧き出した水が流れこのような神秘的な光景を生み出しています。
ただ、近年水が枯渇している部分が多くなっているので、訪れるなら早い方がいいかもしれません。
③カッパドキア
トルコと言えばやっぱりここカッパドキアは外せない場所でしょう。正にフォトジェニックな場所ですね。
正確にはここはギョレメ国立公園という場所になります。気球には日本円で1万5千円~2万円ほどで乗れます。別に気球に乗らずにただ地上から見てるだけでも、圧倒される景色です。
でも、治安ってどうなの?
数年前に起こったテロの影響で、日本からトルコへの観光客が減っているのは事実ですが、実際には現地の治安はどうなんでしょうか。
2018年に日本旅行業協会(JATA)という日本の旅行業のTOPとも呼ばれる機関が実際にイスタンブールを始めとした現地視察を行い、「驚くほど普通で、むしろセキュリティがより向上されている」といっています。
トルコ政府も観光地の私服警官の数を増やしたり、観光警察は日本人を専用とした窓口をつくったり、日本人にとって安全に観光できる環境が整っています。なので、特別治安を心配する必要ないでしょう。
以上がトルコをおすすめしたい理由です。是非みなさんの次回の海外旅行先のリストに入れてみてはどうでしょうか。