これはハチドリの形をしていると云われているナスカの地上絵の一つです。今回はナスカの地上絵の謎に迫りながら、いくつか地上絵を紹介していきたいと思います。最後には、ペルーの首都リマからのナスカへ行き方もシェアしたいと思います。
ナスカ地上絵はどこにある?
ペルー中南部、首都のリマからは南に400kmも離れた位置あります。周辺は砂漠地帯となっており、ほとんど雨が降らない地帯となっています。その雨の少なさは、長い間地上絵が残っている要因のひとつでもあります。
地上絵はいつ、どうやって描かれた?
ナスカの地上絵の多くは、紀元前200年から紀元後800年に描かれたと云われており、少なくとも今から1200年以上は経過していることになります。
絵の描き方については、原画拡大法という方法で描かれたというのが、現在のところ最有力説です。どういう方法かというと、まず地上絵のモデルとなる絵を描き、その後にその絵を基に同じ比率で周りに拡大しながら描いていくというものです。
なかなか言葉で説明してもわかりにくいと思うので、わかりやすい図を使っているサイトがあったので、そちらを見てもらえば原理はわかってもらえると思います。
引用元:http://ww5.tiki.ne.jp/~qyoshida/kaiki2/145nasuka.htm
様々な地上絵たち
いくつか線が見えますが、右側にクモがいるのが見えますね。
中央に長いシッポを持ったサルがいますね。
わざわざ地上絵に描くにはちょっと滑稽な大きな顔を持った宇宙人?らしきものは真ん中に見えますね。
引用元:National Geographic
これは2018年にドローンによって発見された地上絵になります。冒頭のハチドリや先ほど紹介したクモと比べるとクオリティが??ですが、どこか真ん中の顔みたいやつはカンテーレのキャラクターに似ているような。
他にも地上絵はたくさんあるので、気になった方は調べてみてください。
リマからナスカへの行き方
リマからバスに7~8時間乗って、ナスカの街に向かいます。
現地へのアクセスは、ペルーの旅ではよく聞くCRUZ DEL SUR(クルス・デル・スール)というバス会社の利用をおすすめします。サイトで、試しに日付をいれてみると片道26ドル程度からリマ→ナスカのバスがありました。
では、早速以下サイトにアクセスしてバスを予約してみてください。最初はスペイン語表記ですが、右上にあるイギリス国旗部分をクリックすれば英語に切り替えることができます。
あとは行先と目的地を写真の通り設定して希望の日付を入力すれば、いくつか時間帯や値段が表示されるので、お好きなのを選んでください。
現地についたら
先ほどいったように現地までは半日近くかかるので、最低でも現地で一泊が必要だと思います。地上絵を見るためにセスナ機に乗る人が多いのと思いますので、着いた日はゆっくり休んで、体調を万全にしておくことをおすすめします。
セスナの遊覧飛行はかなり酔いますので、酔いやすい方は酔い止めを飲んでおいた方がいいかもしれません。旋回のオンパレードで、僕の場合は途中からほとんど地上絵をみる余裕はなかったぐらいです。
一応ヘッドフォンから英語もしくはスペイン語で解説を聞くことができます。
ちなみにセスナ機の遊覧飛行は多くのホステルで現地に着いてから手配できます。100ドル程で乗れましたが、乗るセスナ機にもよっても値段は変わります。ただ、同じものでも人によって値段もまちまちだったりするので、交渉の余地はあると思います。
僕の場合は最初に提示された110ドルから100ドルにしてもらいました。
以上がナスカの地上絵へのアクセス方法となります。