この壮大感を味わえるのは、マチュピチュ以外に他ならないでしょう。一生に一度は訪れてみたい世界遺産の一つですね。

 

といってもマチュピチュがあるのは、南米はぺルー。日本からほぼ真反対の位置にあり、ちょっとやそっとで行ける場所じゃないですよね。




もし仮に行きたいと思っても、どうやって行くんだろうと思うかもしれません。そこで、今回は僕が以前マチュピチュを訪れた方法を基に、みなさんに現地までの行き方をシェアします。まず、ペルーってどんなところなのか簡単に紹介していきます。

 

 

ペルーってどんな国?

ペルーのおばちゃん

 

まずペルーは先ほども言った通り、南米にある国のひとつです。

簡単情報
・人口3300万人(2017年)
・通貨はソル(1ソル=32円 2019年05月21日付)
・公用語はスペイン語、ケチュア語、アイマラ語

 

大多数の人がスペイン語を話します。というのも16世紀にスペインに植民地にされた歴史を持つためです。ちなみに、それまではマチュピチュの最寄りの都市でもあるクスコにインカ帝国という国家のようなものが築かれており、約200年あまり歴史が続いていたと云われています。

 

 

マチュピチュってどこにあるの?

マチュピチュ

 

では、肝心のマチュピチュの場所について。マチュピチュはペルー南部にある都市クスコから北西に約100kmの位置にあります。マチュピチュのある村はアグアスカリエンテス(もしくはただマチュピチュ村)と呼ばれています。

 

国外からのフライトの多くは、一度マップの左側にある首都リマに行くことになります。なので、マチュピチュに行くには、その後飛行機かバスで右下にあるクスコに向かう必要があります。マチュピチュはクスコの左上のあたり位置しています。

 

以下のマップは拡大図で、左上がマチュピチュで右下がクスコ。ちなみに間にあるオリャンタイタンボには宿がたくさんあり、丁度クスコとマチュピチュの中継地点にもなっています。

 

僕は、帰りはそこで一泊してからクスコに帰りました。

宿はおそらくマチュピチュ村で泊まるより安いと思います。安いところで1泊3千円程度で平均的には5,6千円ぐらいの相場になります。

 

ただ、あまり安いところは駅から離れていることが多いので、安宿に泊まりたい場合は立地は確認した方がいいと思います。

 

で、行き方は?

 

日本→アメリカの都市→リマ→クスコ→ポロイ駅→マチュピチュ村→マチュピチュ

 

これは僕が実際に行った方法で、かつメジャーな行き方だと思います。日本から一番早くかつ安くマチュピチュまでたどり着けるプランだと思います。

 

①ペルーの首都リマへ

 

ペルーへの日本からの直行便はないので、必ずどこかを経由することになります。僕の場合は大阪からでロサンゼルス経由だったと思います。

 

再度調べてみると東京、大阪どちらからもロサンゼルス経由の便が多かったです。(201810月現在)とりあえず、まず日本からリマまで航空券を購入する。

 

この際に、一気にクスコまで航空券にしても良いですが、おそらくフライト時間がかなり長くとなると思うので、リマまで航空券を買って、到着した日はリマ観光を兼ねて、現地で一泊することをおすすめします。

 

参考までに、僕が行ったときは大阪⇔リマの往復航空券は25万程度でした。ただ年末に行ってこの値段だったので、大型連休でなければもう少し安く購入できると思います。

 

②リマ→クスコ→ポロイ駅 (飛行機で約1時間)

 

リマからクスコまでは飛行機かバスがあるのですが、飛行機の一択でいいと思います。値段は片道7000~15000円のフライトが多かったです。よっぽど飛行機が嫌いとか、何がなんでもバックパッカースタイルで行くんだ!とかでない限り、バスはおすすめしません。

 

長距離バスを使っての移動となると時間と体力をかなり消耗して、いざ現地に着いたときに高山病発症するといった体調を崩すリスクが高くなります。リマ~クスコ間にバスを使わなくても、ローカル感はクスコからマチュピチュへの移動中にも十分味わえるのでご心配なく。

 

クスコに着いたら、そこからタクシーでポロイ駅に向かいます。僕の場合はクスコに着いた当日は、空港から市街地に向かいその日はそこでホテルに泊まり、翌朝タクシーに乗ってポロイ駅まで行きました。値段30ソル (約1000円) でした。

 

ポロイ駅は市街地から少し離れているので、タクシーは必須です。

 

 

③ポロイ駅→マチュピチュ村 (約3時間)

 

ポロイ駅はペルーレイルの管轄になり、そこでマチュピチュ村までのチケットが必要となります。事前予約してから行くことをおすすめします。

値段:片道85~124$(シーズン及び列車の等級による)

 

予約は簡単で、以下ペルーレイルのサイトにアクセスし片道 (one way) か往復 (round) を選び、出発地、行き先は以下の画像の通り選び、あとは日付と人数を入れてクリックするだけです。するといくつかの時間帯の電車が選択肢に出てくるので、お好きなのを選んでください。

ペルーレイル予約サイト

僕の場合は、帰りはマチュピチュ村からオリャンタイタンボ駅まで買い、そこからコレクティーボという乗合バス(料金は10ソル 約300円程度)でクスコに帰りました。

 

クスコに着くまで2時間は掛からなかったと思います。快適度は勿論鉄道の方がいいですが、少しでも節約したいローカルの人々を身近に感じたい場合はこちらもおすすめします。

 

※ちなみに、鉄道チケット予約後に送付されてくるチケットメールはプリントアウトして持参してください。念のためスマホでスクリーンショットを取っておくのも良いと思います。

 

 

④マチュピチュ村→マチュピチュ (30分)

 

マチュピチュ駅に着いたら、あとはみんなについて行けばシャトルバスの購入場所にたどり着くと思います。そこで、往復便24$(201810月現在)を購入します。片道は12$。

 

あえてシャトルバスではなく徒歩での登山、下山も可能ですが、僕はシャトルバスで往復したので詳しくはわかりません。他の行かれた情報によると30~60分程度でそれぞれ登下山できるようです。

 

ただ、高山病のリスクがあるのであまりおすすめはしません。僕は一度もなりませんでしたが、このように現地ではあまり無理をしないように心掛けていたから大丈夫だっただけではないかと思います。

 

あとはシャトルバスから降りて少し歩けば、ついに、あの景色とのご対面です。


チケット予約方法

 

マチュピチュへの行き方は説明しましたが、マチュピチュに行くには現地の観光のチケットが必要になり、これも予約必須なので行く前に予約しておきしょう。

 

マチュピチュ観光予約サイト

 

もし開いた際にスペイン語になっていれば、右上のイギリス国旗を選び英語にしましょう。あとは以下画像のようにプランを選び、最後に日付を入力してください。

僕は一番スタンダードで安いマチュピチュ遺跡観光を選びました。皆さんが想像しているマチュピチュの光景はこれで見れます。値段は152ソル (約50ドル)。 もし、美術館やマチュピチュを見下ろすワイナピチュに行きたければそれぞれのプランを選んでください。

 

日付を選択すると以下のような画面が出でて、左上Availabilityで残り枚数を確認し

下部に表示された外国人欄のQuantityの部分を選択し、必要枚数に設定。

 

次に下部分にあるSTEP2のタブをクリックし、個人情報を記入

STEP2が入力が終わればSTEP3で予約内容を確認し、

あとは同意の所にチェックし、予約ボタンをクリックします。

 

そこで発行された予約番号をコピーもしくはメモしてください。この時点では仮予約なので、今から支払いをします。

 

トップページに戻り、上のタブを

Reserveation→Paymentに切り替えます。

ここに先ほどの予約NO.を入力し、Payをクリック。その後クレジット情報を入力すれば、晴れてチケットの予約完了です。

 

最後に支払い状況の確認、チケットをプリントアウトするため今度は上のタブをCHECK-INに切り替え、再度予約番号を入力し、Searchをクリック。

無事そこからチケットをプリントアウトできれば、これでついにコンプリートです!

 

お疲れ様でした。

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