皆さんは2015年にネパールで発生した大地震を覚えているでしょうか。

 

この地震では、多くの建造物が崩壊しました。上記の写真は実際に首都カトマンズ市内で僕が撮ったものになります。特にレンガ造りの建物は被害が大きく、歴史的な建造物の多くも崩壊しました。

ネパール政府では、この地震による死者8,460人・負傷者2万人以上と伝えられています。近年でも稀に見る大災害でした。今回は実際、現地に訪れたときの様子とネパールという国についてシェアしたいと思います。



ネパールという国について

ヒマラヤ山脈中央部の南半を占める共和国。南はインドに、北は中国のチベット地方に挟まれた位置にあります。大部分はヒマラヤ山脈に属する山地からなり,世界最高峰のエベレストをはじめとする 7000~8000m級の山々を有しています。

 

多くの国民はカトマンズを中心としたネパール谷とタライ地方に住んでおり、主要言語としてネパール語を使用しています。宗教に関しては大多数がヒンドゥー教徒,その残りが仏教徒、イスラム教徒となっています。

 

国の産業としては、農業と観光業が主となっており、この大地震で観光業は大きなダメージを受けました。

 

 

そもそも、なぜネパールに?

 

元々ネパールにはGWの休暇を利用して観光で訪れるつもりで、準備していたのですが、そんなときに起こったのがあの大地震。ちょうど渡航予定の1週間前の出来事で、現地ニュースによるとしばらくの間カトマンズの空港が機能しておらず、予定をキャンセルせざるを得ませんでした。

 

ただ、それから被害状況を見る度に、やるせない気持ちになっていきました。自分は危ない目に遭いたくないから、行くことはキャンセルできるけど、現地の人はどうなるんだ。彼らの生活は?

 

という気持ちになり、なんとかして彼らの助けになりたいと考え、GWも過ぎていましたが、会社に無理を言って休みをもらい、ボランティア団体 (神戸国際支縁機構) の方と共にネパールを訪れることなりました。

 

カトマンズへ到着

 

現地には一人で向かい、ボランティア団体の方とはカトマンズの空港で落ち合いました。

空港から現地でお世話になるご家族が経営している学校に向かいました。その後は、そこでテントをはり寝泊まりをしました。勿論電気もなければ、お風呂もありません。初めて、あれだけの期間野宿生活を体験しました。といっても5日間程ですが。

 

 

ネパール大地震の被害

 

 

 

 

 

 

 

こちらの写真はビムセンタワーと呼ばれている塔で世界遺産に指定されているカトマンズの街の中の建造物として人気を博していたが、地震後は左の写真のように崩壊。右側が崩壊前の写真になります。

 

学校に到着してから、カトマンズ中心街をバイクでお世話になっていた家族の人に連れて行ってもらいました。そこで、僕が見た光景をご覧ください。

 

建物が粉々に崩れています。本震に加え、度重なる余震でこのようになっていましました。地震大国日本で暮らし、また幼少期には阪神淡路大震災で被災した経験がありますが、

 

実際目の前でこのような光景を見ることは初めてだったので、非常にショックを受けたのを今でも鮮明に覚えています。

 

地震後も生活を送る人々

これも、中心街で撮影した写真になりますが、何事もなかったように人々が生活を送っています。

 


仮設住宅を組み立てているところです。

 

現地に行って感じたのは、地震の被害を悲観するのではなく、ただ目の前の事をひたむきにやっている人が多かったこと。確かに悲観から生まれるものは何もなく、どのようにこれから立て直していくということが大事であるということ逆に彼らから学びました。

 

   

また現地の子供たちは、本当に素直で無邪気です。日本では、他人の子供と接する機会はほとんどなかったので、最初は子供たちと打ち解けることができるか心配でしたが、家に招いてくれる程の仲良くなることができました。

 

現地に訪れて色々手助けをするために行ったのに、逆に勇気づけられたような気分でした。現地では、色んな人の話を聞いたり、支援物資を提供した程度で、そこまで大きな援助はできなかったかもしれませんが、彼らが生き生きと生活していることを垣間見れたことが何より良かったことです。

 

 

どういった形であれ、現地を訪れるということはどこかで彼らの生活の助けになるのではないでしょうか。

 

パールにはカトマンズだけでなく、ヒマラヤ山脈も一望できるポカラという街もあり、バックパッカーにも人気が高い場所となっています。アルプスや寺院に興味がある方にとっては非常に魅力のある国なので、気になった方は是非訪れてみてはどうでしょうか。

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