この写真は、オーストリアにあるハルシュタットという小さな村で撮ったものになります。
タイトルにもある通り、この湖畔は世界一美しい湖畔と呼ばれています。
今回は、実際に現地に訪れた経験を基に現地への行き方やどんな場所なのか、また、その他オーストリアの観光地も併せて紹介したいと思います。
ハルシュタットってどこ?
オーストリア中部のオーバーエースターライヒ州にある村です。近郊にある大きな都市としてザルツブルグが挙げられます。首都ウィーンからは直線距離でも200キロ以上離れた位置にあります。
なので、ハルシュタットへのアクセス方法としては、ザルツブルクから向かうのがメジャーな方法となります。
ここで少し、ハルシュタットの前に訪れたザルツブルクについて簡単に紹介します。
ザルツブルクってどんな街?
ザルツブルクと言えば、モーツァルトの生誕地として有名な街です。また、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台にもなっています。ウィーンにも劣らない音楽の街です。
のどかな歌声が聞こえてきそうです。
左の写真は、モーツァルト (Mozart) が生まれ育った家になります。
ただ音楽だけではなく、サッカー日本代表の南野拓実選手が所属する (2018年10月現在) FCレッドブル・ザルツブルクの本拠地でもあります。そう、あのレッドブルです。日本で飲まれているレッドブルの多くが、実はオーストリアで作られています。
では、そろそろハルシュタットに話しを戻して。
ハルシュタットへの行き方
①まず近郊のザルツブルクへ
先ほども説明したように近郊の都市ザルツブルクからのアクセスが早くて簡単です。
そのザルツブルグへは首都ウィーン(英語発音はヴィエナ)からか、隣国ドイツのミュンヘン(ミュニック)からが近いと思います。鉄道で、ウィーンからだと約2時間半、ミュンヘンからだと約2時間。
僕は航空券の安い日本⇔ミュンヘンの往復便で行ったので、ミュンヘンからのアクセスでした。
一人だと25ユーロ、二人だと31ユーロ、人数が増えれば増えるほど一人当たりの料金は安くなります。券売機、窓口で購入ができます。
ウィーンからハルシュタットに行くことも可能ですが、観光の充実したザルツブルクに立ち寄ってから行くのをおすすめします。ちなみにどちら側から行っても途中の駅で、乗り換えることになります。
②ザルツブルクからハルシュタット駅へ
ザルツブルグ中央駅構内にオーストリア連邦鉄道ÖBBのオフィスがあるので、そこで、Hallstattまで行きたいことを伝えれば職員の人が時刻表を見せてくれ、どの時間帯の列車に乗るか聞いてくるので、希望の時間帯のものを購入します。
もし英語が分からなければ、Hallstattの文字を駅員さんに見せるだけでもわかってもらえると思います。
所要時間は乗り換えも合わせてハルシュタット駅までは約2時間半、
料金は片道27.5ユーロ。
無事チケットがゲットできたら、切符に記載された列車番号を電光掲示板から探し該当する番号のプラットホームで列車を待つ。またその列車には"Attnang-Puchheim行き"と掲示されていると思います。
ザルツブルクを発車してから約45分ほどで、Attnang-Puchheim駅に着くので、そこでハルシュタット方面の列車に乗り換えます。そこで降りる人の多くがハルシュタットに行くので、列車を間違えることはないと思います。
乗り換えの待ち時間は10分程度だったと思います。あとは来た列車に乗り、1時間45分経てばハルシュタット駅に到着します。
③ハルシュタット駅から湖畔へ
ここでは、まだあの湖畔には到着していません。ここから渡し船に乗って対岸まで行かなければなりません。
駅に着くと、すぐ目の前で渡し船が待っているので、2.5ユーロ払って乗船します。
そして、10分ほど経てば、ついにハルシュタット村に到着です。
ハルシュタット湖畔の魅力
船が付いた場所から、約10分ほど歩けばついに念願のあの景色とご対面です。
とその前に、村の写真をいくつかお見せします。
では、待望のショットをどうぞ。
どうですか。これが世界一美しい湖畔と言われる所以です。
最後にウィーン観光についても紹介します。
音楽の都ウィーン
オーストリアの首都ウィーンは、冒頭で紹介したモーツァルトが25歳から移り住んだ街で、他にもベートーヴェン、シューベルトといった偉大なクラシック音楽家が活躍した街ということから、音楽の都と云われています。
日本ではウィーン少年合唱団(10~14歳の少年)も有名ですよね。彼らの歌声は聴くにはミサのある日曜の朝に、ウィーンにあるハプスブルク王宮礼拝堂に行けば聞くことができます。
無料の立ち見チケットがあるようですが、僕が行った際は売り切れていたので10ユーロ程払って、2階席から見ました。
まさに天使の歌声でした。というと安っぽく聞こえますが、本当に素晴らしかったので、ウィーンに訪れる機会があれば是非観てほしいです。
ウィーンにはもうひとつ有名なものがあり、それはシェーンブルン宮殿といって、中世から20世紀初頭にヨ-ロッパで強い権力を持っていたと云われいるハプスブルク家の離宮です。
最後にウィーンの街並みショット
統一感があるような、ないような洒落た壁
ダンスを楽しむ人々
摩訶不思議な楽器から奏でる音はなんともやさしい音色
以上がハルシュタット及びウィーンの紹介になります。この記事をきっかけに少しでもオーストリアという国に興味を持ってもらえると嬉しいです。