発音記号とは文字通り、発音を記号に表したものです。要するに音符みたいなものだと思います。
もし楽器経験のある方であれば、初心者の頃は、ただ聞いてコピーするよりも音符が書かれた楽譜があった方が、スムーズに曲を覚えることができますよね。
そういう感じだと思ってもらえれば、わかりやすいと思います。
英語を学んだ人であれば一度は見たことあると思います。
なんかアルファベットみたいなそうでもないような
ӕ、əːr 、ʌ 、ɑ、ə、等
これらの発音記号は英語発音において、重要かつ日本人が上手く発音できていない母音になります。
見てもさっぱり発音の仕方がわからないという方は一度、発音記号を一から勉強し直すことを強くおすすめします。
最初はそれぞれの音を覚えるのが少し大変かもしれませんが、一度覚えてしまうと、その後に覚える単語はすべて綺麗に発音できるようになります。
発音の習得が難しいというは、逆にいえば身についた正しい発音も簡単には元に戻らないということです。一方で単語は、一度覚えても使わないとすぐに忘れてしまいますが・・・
そういったことからも発音記号を学ぶことは非母国語者にとって大変助けになるのは、間違いないです。
繰り返しにはなりますが、発音記号というは、
英語の発音ができる人のためのものではなく
発音ができない人のためにあるものです。
発音記号を知らないというのは、山登りに例えるなら
登山道から登るのではなく
獣道から登山することと同じです。
幼少期からずっと日本で育って、ある程度の年齢から英語学習を始めて発音がきれいな人は、ほぼ例外なく発音記号を理解しています。
発音記号を理解することが、
まず正しい発音への第一歩。