今回は、Netflixオリジナルドラマ「Sex Education」とそのセリフからいくつか英語フレーズを紹介します。
タイトルを日本語に訳すと性教育となりますが、ドラマのタイトルとして使われているニュアンスとしては経験から学んでいくという感じで、先生が生徒たちに性についての指導するといった内容はほとんどありません。
ちなみに教育を意味する"education"の正しい発音は「エジュケーション」になります。スペルに引っ張られて「エデュケーション」と発音してしまいがちなので、注意してみてください。
日本語タイトルですらカタカナ英語にわざわざ合わせてそのような表記になっているので、間違って覚えてしまっても仕方ないとは思うのですが・・・
内容に関しては、正直かなり過激です。日本だと間違いなく放送できないレベルだと思います。できることなら一人で観るのをおすすめします(笑)。
では、もう少し詳しくこのドラマを紹介していきます。
セックス・エデュケーションってどんな話?
引用元:Netflix
このドラマはタイトルから見ても明らかなように性にまつわるドラマで、主人公オーティスが性の問題に悩む同級生たちをひょんなことからカウンセリングし、そこから問題を解決していくというお話です。
登場人物の多くがそれぞれの性の悩みを持ち、その問題をなんとかしようとオーティスのもとを訪れてきます。LGBTや人工中絶など、ディープな話題も含まれています。
といっても、同じくNetflixオリジナルドラマ「13の理由」のような絶望感や悲壮感はそこまでなく、コメディ的要素も含まれているので、さらっと観ることができると思います。
誰しもが悩んだことがある
多くの人が、一度は性の問題に悩んだことがあるのではないでしょうか。そういった内容は、親しい人であってもなかなか相談しにくいことなので、一人で悩んでしまうことが多くなるのではないでしょうか。
特に若い時は、性について友人同士であっても恥ずかしく、なかなか情報を共有できなかったのではないでしょうか。
そのような誰しもが一度は悩んだ気持ちを思い起させるような淡いドラマになっています。
といっても冒頭からいきなりSEXシーンで始まったり、局部にモザイクが入っていなかったりと、ポルノか!ってレベルのシーンもたくさんあるので、観ようと思っている人はそういった事を踏まえて観てください。
勿論は、単なる卑猥なドラマではなくストーリーが楽しめるものになっているので、そこはご心配なく。
では、セリフからいくつかフレーズを紹介します。
英語フレーズの紹介
It's none of your business
「お前には関係ない」
これは、海外ドラマでは頻繁に出てくる表現で、決まり文句になっています。ここでの”business”は日本語でいうビジネスという意味ではなく「義務」もしくは「やらないといけないこと」という意味になります。
なので、それをそのまま訳すと「それはあなたがするべきことでない」といったような意味になります。似た表現で"Mind your own business"があり、これはさらにきつい表現で「おせっかいなんだよ」という意味になります。
頻度的には上記の"It's none~"の方がよく聞く気がします。
「You think I'm an attention seeker」
「私ってかまってちゃんだと思う?」
”attention seeker”で「かまってちゃん」を意味します。要するに、ただ自分に注目して欲しい人のことを指します。「かまってちゃん」と訳したように、英語でもネガティブな意味でしか使われません。
ちなみに"attention whore"という表現もあり、これはかなり汚い表現で"かまってちゃん以上にかまってちゃん"って感じです←説明になっていない。"whore(売春婦)"という単語からもわかる通り女性に対して使われる表現ですが、ここでは売春婦という意味はありません。
I know the drill
「わかっているよ」
これは、決まり文句で、相手が何か説明としようした際に「もう、いいたいことはわかっているよ」といったニュアンスで使われます。ここでの"drill"は「穴をあける」という意味ではなく、「訓練や演習」といった名詞としてのニュアンスで使われています。
ちょっと不自然な日本語に感じるかもしれませんが、付け加えるなら「(演習の)流れは分かっているよ」といった感じです。
相手に「言いたいことはわかってる」と言いたいはときはこのフレーズを使ってみてください。
では、今回はここまでとなります。