ネットフリックスで製作された「マーダーミステリー」のあらすじと出演者の紹介します。また、最後にはセリフから知っておきたい英語フレーズを紹介します。

 

この映画はコメディ要素の強いミステリーで、軽い気持ちで観れる作品となっています。


「マーダーミステリー」のあらすじは?

 

結婚15周年を迎えた夫婦が念願のハネムーンで遺産をめぐる殺人事件に巻き込まれてしまうという話で、

 

妻オードリーは刑事で夫のニックに、常日頃からケチな性格にはうんざりしており、特に結婚以来保留にされていたハネムーンの件で鬱憤が溜まっていました。

 

そんなある時は、オードリーはニックに「一体いつになったら、ハネムーンに行けるの!!」と問いただします。

 

すると夫から答えは「もう準備してあるよ」。2人は晴れてヨーロッパへのハネムーン旅行へ。

 

その道中に妻が出会ったイギリスの資産家に豪華クルーズの旅に夫婦で招待されます。

 

そして資産家たちともに優雅にヨーロッパ旅行と思ったら、その船内で殺人事件が起きてしまいます。

 

しかも、二人はその事件の容疑者に・・・

 

 

日本人女優の忽那汐里が出演

引用元;youtube

 

この映画には、「フレンズ」でお馴染みのジェニファー・アニストンに加え、日本人で女優の忽那汐里が出演しています。彼女は主演ではないものの、とても印象的な役柄を演じています。

 

海外のドラマで日本人が出演するのは極めて珍しいですが、彼女は元々オーストラリアで育った帰国子女ということもあり英語が堪能なためこの映画の出演につながったのは間違いないと思います。

 

アメリカとイギリスのアクセントが聞ける

 

忽那汐里の話す英語(オーストラリアはイギリスアクセントに似ている)を含め、主演の二人以外はイギリスのアクセントで喋る人が多く、アメリカとイギリスの英語のアクセントの違いをわかりやすく感じることができるので、そういう意味では英語学習者にとっては非常に楽しめる作品になっていると思います。

 

特に資産家のチャンドラーの話す英語はいかにも上流階級が使うイギリス英語で、アメリカ英語とは使う単語や抑揚に差があるということがわかると思います。

 

では、最後にセリフから英語フレーズを紹介します。

 

英語フレーズ紹介

Let go of me

「手を離せ」

万引きをしようとした少年のバッグを主人公のニックが掴んだときに、少年が言ったフレーズになります。似たフレーズの"Let me go"は知っている人が多いと思いますが、このフレーズは知らない人が多いのではないでしょう。実はこのフレーズも意外とよく聞きます。

 

違いとしては、"Let go of me"は相手が物理的に行かないように止めている状態のときに使うイメージ(大体手だと思います)、一方"let me go"は「ただ行かせて」という感じで、物理的に止められているような感じはそこまでないと思います。

 

What brings you across the pond

「どうしてヨーロッパに行くんだい」

"What brings you (場所)"で「何がきっかけで(ある場所に)」という意味になります。旅行している人たちに対してよく使うフレーズとして知られています。このフレーズはよく"Why did you come to"の婉曲表現としてよく紹介されているので、知っている人も多いかもしれません。

 

最後の”across the pond”は「アメリカ大陸からヨーロッパ大陸へ」もしくはその逆を意味しています。具体的には、アメリカ人からすればイギリスなどヨーロッパに行くこと、イギリス人からすればアメリカに行くことを指します。

 

必ずしもアメリカ⇔イギリス間というわけではありませんが、ほとんどの場合でこの2国を指すようです。そもそも"pond"は本来の意味は「池」なので、"pond"が「大西洋」を意味するこのようなフレーズは英語ネイティブの人にしかわからない表現だと思います。

 

 

I'm hungry as shit

「くっそ腹減った」

これはニックの口癖のようなフレーズで、"as shit"で文を強調し「めっちゃ」という意味になります。ただ日本語でもいうように「くそ+形容詞」という感じの響きで汚い表現なのであまり使わない方がいいと思いますが、汚い表現だとわかって使うならご自由に使ってみてください。(ただ、個人的には女性が使っているのは一度も聞いたことがない)

 

I've been working my ass off

「今までめっちゃ頑張って働いてきたんやぞ」

"work my ass off"で「めっちゃ働く」という意味になります。"work so hard"と全く同じ意味ですが、より「働いてきた」ということを強調した表現となっています。上記の表現同様"ass(ケツ)"という汚い言葉が入っているので、ビジネスなどや目上の人には使わない方が良いですが、友人や家族だったら使っている人はけっこう多い気がします。

 

Hit the brakes

「急ブレーキして!」

"hit the brakes"で「急ブレーキを踏む」という意味になります。この文のように命令形で使われることが多いです。ちなみに、普通にブレーキをかけてと言う場合は”apply the brakes”もしくは”put on the brakes”になります。

 

 

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