"Nice one"はイギリス人がよく使うフレーズです。
意味は「よくやった!!」
といった感じになります。
簡単な表現ですが、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
"Good Job" や"Great Job"
はよく聞くと思いますが、これらもほとんど同じ意味です。
これらのイギリス版が
「Nice One」
と覚えておくといいでしょう。ただ、イギリス人は良い意味の単語を皮肉的に使うことが非常に多いので、この表現も例外ではなく「よくもやってくれたな」という意味で使うことも多いので、注意が必要です。
ちなみにアメリカ人もこの表現を使いますが、イギリス人程の頻度ではないです。
意外と知らないNiceの使い方
ここで、ナイス繋がりでいくつかのフレーズを紹介します。
「Nice Try!!」
これには二つの意味があります。
一つ目は、「惜しかったなー」という意味です。
何かの質問に対して、相手の予想が近いときや、
何か挑戦したけど上手くいかなかったことに対して
「もうちょっとだったね」という感じで、労いの言葉として使われます。
二つ目は、「その手には乗るか」「騙されないぞ」
相手の策略や作戦に対して、かわすときに使えます。
状況からどちらの意味かは、容易に判断が付くと思うので、
もしこのフレーズを聞いたら、どちらの意味か考えてみてください。
ちなみにフルハウスシーズン1のサンクスギビングの回で、
このフレーズが使われていました。
押し入れに隠れているステファニーに出てくるように
ジェシーが、「おれはもう、ここにいないから出ておいで」と言った後に
ステフが、「Nice try」と言って押し入れから、出てくる素振りを見せませんでした。
このシーンでは言うまでもなく、
二つ目の「だまされないわよ」という意味で使われていますね。
最後にもうひとつフレーズを紹介します。
「Nice and ○○○○」
一応言っておきますが、ナイスで○○○○という意味ではありません。
例えば "Nice And Warm"といえば
「いい感じに温かい」となります。
他にも"Nice and cozy" 「丁度良い気持ちよさ」
もよく聞きます。
Nice and 形容詞で
形容詞が丁度良いということを強調する副詞として機能しています。
日本語でも「ちょうど良い○○○○だ」って言いますよね。
そういう感じで、使うと自然に聞こえると思います。